四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

伊賀上野

2005-05-20 11:16:30 | 俳句
 名古屋から三重交通バスで伊賀上野へ参りました。上野は藤堂高虎の城下町で、芭蕉翁の生家と書斎・釣月軒などが遺されています。翁の遺髪を納めた故郷塚、二十九歳の時「貝おおひ」を奉納した上野天神宮、弟子の服部土芳のみのむし庵を巡りました。

●春しぐれ釣月軒に立ちすくむ   駿 


      
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犬山城

2005-05-20 11:03:38 | 俳句
愛知県の犬山城は国宝の天守閣が空にそばたち、五月のさ緑がすばらしい。
急な階段をおそるおそる登る上ると、眺望がすごい。まわりに高い建物がないので高さが怖い。
木曽川はゆうゆうと横たわり薫風が大木の葉を鳴らして、天守閣を吹き抜けて行く。

●青葉騒吹きこむ天守の空にゐる   駿

●Vの字に雁の帰るや木曾の川   駿


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