四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

秋の空

2006-09-05 05:28:51 | 歌の花束
『夏と秋と行き交う空のかよひぢは
   かたへ涼しき風や吹くらん』 凡河内躬恒(おおしこうちの みつね)

古今集の詩人で感覚派、出世は出来ませんでしたが素敵な和歌を生みました。

『やみがくれ岩間を分けて行く水の
   声さえ春の香にぞしみける』 水の音に春の花のかおりがするなんて・・・。
コメント (1)