四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ヨコハマ開港

2007-09-11 07:38:14 | 生かされて今日
 ♪されば港の数多かれど この横浜にまさるあらめや
     むかし思えば とま屋の煙 ちらりほらりと立てりしところ♪

 横浜市の歌は、森鴎外の作詞だそうです。黒船のペリーが2年連続して江戸湾深く侵入して、圧倒的な武力の前にとうとう鎖国を止め開国しました。
徳川幕府は異人と日本人のトラブルを避ける為に、東海道から離れた人もまばらな寒村である横浜を開港の場にしたんですね。その貧しい浜辺の風景を歌つています。
 今のJR関内駅から大桟橋周辺で、東海道線横浜駅とは離れており隔離しておきたかったのですね。長崎の出島と同じです。それでも生麦事件(薩摩藩士が英国人を切り殺した事件)は起こりました。
ヨコハマはあと2年で開港150年を迎えます。
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