四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

つゆ空の花

2008-06-08 09:11:56 | 俳句
 鎌倉七口のひとつ亀谷坂(かめがやつざか)は、急坂のために亀がりっくり返って曳き返したと伝える切道しです。鎌倉を防衛するための細い入口で、舗装されていますが車は通さず歩く人もほとんどいません。
 釣鐘草とも云う蛍袋が、梅雨空に揺れていました。くもの巣に雨粒が光ります。

♪夕風に蛍袋のひとかたまり   細見綾子
♪碧空に振れども鳴らず釣鐘草   西村碧雲子
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