四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

親のかなしみ

2008-06-17 07:23:29 | 歌の花束
 来る6月23日(月)は沖縄慰霊の日です。日常の暮らしの中に砲弾がふりそそぎ、老若男女さべつなく虐殺された日、ただただ合掌する日です。
現代を生きている日本人のために、捧げられたいけにえ・犠牲者です。私はこの事実を学校で教えてもらった記憶がありません。ぜひとも学校で学問だけで無くかかる戦争犠牲者のことを言い伝えて欲しい。今日は、映画「ひめゆり」を見に行きます。
 故半田良平は、サイパン島で戦死した三男を悼む歌を遺しました。どうしようもない歴史の大波に飲まれる不幸な軍部独裁の時代でした。まだ63年しかたっていない悪夢の時代でした。
    ○みんなみの空に向ひて吾子(あこ)の名を
                 幾たび喚(よ)ばば心足りなむ    半田良平
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