四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

暮らしの歌

2008-11-18 05:52:35 | 歌の花束
 朝日歌壇から感銘した歌をどうぞ。
「ゴハンヨ」と幼き曾孫は呼びに来てスリッパを逆に揃えてくれぬ 
山本富士子さん 
 しつけの出来たご家庭の温みが伝わります。玄関の靴を揃える、使った椅子は戻す、名前を呼んで夫婦で朝の挨拶をするを立正佼成会では指導しています。
休日のみ顔合わす子よ日曜の夜の「おやすみ」は「さよなら」に似る
長尾幹也氏  
 親も子も忙しすぎてすれ違う、せめて休日は語りあいたいですね。
見えぬ眼でじっと見つめる老い母に私の涙見えぬ幸い
後藤順子さん 
 私も涙がにじみます。みんな行かねばならぬ道ですが辛いですね。
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