四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

お彼岸

2009-03-15 06:54:35 | 生かされて今日
 ♪毎年よ彼岸の入りに寒いのは 
正岡子規のお母さんが云ったままが句となりました。3月17日は彼岸の入り、自分のいのちの源である先祖に感謝をささげる時節です。 日本一ノッポビルの横浜ランドマークタワーも、肉眼では見えない深い地中に支える鉄骨があるように、私たちを支えている無数の先祖は60兆個の細胞の遺伝子に存在しているます。ご先祖で一番近くにいるのは両親、その命をさかのぼると天文学的数字の祖先が居て今の自分が居る不思議。その祖先の一人が欠けていたら私は居ないのです。
太古から今までの自然災害や飢えや水不足、戦乱をくぐりぬけて頂いたから今その命のタイマツを私が灯して生きています。科学万能、目に見えぬものは信じないウスッペラな現代でも「この事実」の前にはひれ伏すべきです。電子顕微鏡で観ると鉛や鉄は穴ばかりの構造とわかるから、肉眼は信用できない能力しかないのです。
 お墓参りをして、目に見えざる先祖に手を合わせましょう。
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