四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

震災後の句会

2011-04-14 20:26:02 | 生かされて今日
 3.11以降さまざまなイベントが延期、休会、中止となりました。私たちのあかざ句会の俳句大会は4月3日に、横浜で予定していましたが中止となりました。同朋が悲しみ苦しむ時に楽しい気分になれず、計画停電や余震による交通機関の麻痺や原発事故が懸念されたのが理由です。
震災後一ヵ月となりましたが、ショックでわが身に引きつけて咀嚼できずいまだ詩句に発酵、昇華するまで時間がかかりそうです。まだ生の作品でしょうが四月句会での作品をご紹介します。

○日常がある倖せや花八分  寿美子
○みちのくへつづく空かな辛夷咲き  寿美子
  ○震災を戦災という葱坊主  恭子
  ○3.11厳寒の蘆はきっと芽吹く  とし子
    ○春の空ヨウ素・セチウム・ストロンチュウム  恭子
    ○たわむとき青ざめるとき朝桜  駿
      ○三・一一の御魂灯りけり花こぶし  駿
 
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