今年も箱根駅伝の応援に参りました。上空にヘリコプターが来て、近隣の建物のベランダに人影が見えますとランナーが近づいているしるしです。さらに国道のかなたに小旗が波をなすといよいよ選手が来ます。
「がんばれー」の一声だけですっ飛ぶ速さです。大学の名誉と家族の願いが託されているからその重圧はすさまじいでしょう。
それに選手登録を果たせなかった先輩たちの思いもあり心理的なたくましさが必要です。勝っても負けても卒業後の長い人生に得難い体験ができます。短き大学時代に青春をかけることこそが素晴らしい。
私はだらりとメリハリ無き4年間を悔やみ、だいぶ遅いが今日ここから本腰を人生に入れなければと思いました。
青年たちよ補欠でも、勝負に負けても人生はここからですよ。