四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

第60回横浜俳句大会(その三)

2015-10-29 12:06:15 | 歌の花束

 みなとのみえる丘公園の秋の薔薇がいいですよ。バラは横浜市の花、江戸時代末期ペリー提督の

黒船が来てから外国に開いた新しい港まちを見下ろします。その当時は何もなかった寒村でした。

諸外国は交通の便のよき東海道に面した神奈川湊(今の横浜駅近く)を指定したのですが、幕府は

参勤交代の大名行列でのトラブル・衝突を怖れ、ごまかしてど田舎の寒村を開場しました。

老練な外交でした。

 

◯神奈川現代俳句協会賞

  敗戦忌砂落ち尽くす砂時計   相 道生

◯日本伝統俳句協会賞

  母の日や使へぬ物にくぢら尺  池田恵美子

◯横浜文芸懇話会賞

  花は葉に日々新らしく老いてゆく 大西昭舟


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