俳句に入門されて大喜びしている友がいます。まだ入門半年足らずのご婦人です。
夫婦でお仕事されていたそうですがご主人の病から今は介護の暮らしです。
当初妻が句会に出かけることに不満だったご主人が、俳句に興味を持ち、家に持ち帰る句会の作品をめぐり夫婦の対話が増えたそうです。句をつくる時にも色々アドバイスをくれるようになり喜んでおられます。
感想や批評を交え、身近な季語に気づき、知らなかった語彙など二人の間の新しい接点を俳句が生み出したのです。先日も一ヶ月後の句会が待ち遠しいと帰って行かれました。
俳句愛好者をふやすことはひとつの社会貢献だと私は確信しております。「病院へ行くより句会へ」です。
大自然の四季と共に日々を暮し、奥深い日本の伝統文芸、古典に触れる喜びは心の開放、潤いをもたらすと思います。その上に夫婦円満が深まれば更にうれしいことです。
あなたも新しい楽しみを見つけませんか。自分の古い殻を破る行動を起こしましょう。「他人は変えられませんが、自分は変われます」よ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます