カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

春日大社・藤

2007年05月05日 | ☆ ふるさと・大和


JR奈良駅から三条通りを春日大社まで、商店街を楽しみながら歩く。
学生時代バスに乗らないでよく歩いた通学路である。

その頃のキャンバスは現在の県庁の場所であるから、この日はさらに多く歩いたことになる。

何故か、こんな場所に駐車する車が・・・
信号待ちをしながら眺める。




表参道に入ると、舗装していない土の道が足裏に優しい。
5月の陽射しはまぶしいが、木陰は涼しくて爽やかだ。

ウオーキングの調子で、大幅、早足で歩くと汗ばんでくる。




二の鳥居まで来るとさすがに人が多い。
聴き慣れない言葉が耳に入ってくるのは、外国の観光客も多いようだ。




春日大社南門
朱塗りの色鮮やかさが、神域の木々の緑に映える。




回廊と石灯籠
南門の回廊を外側から見ると一段低いところの石灯籠が不ぞろいに並ぶ。
寄進した時代や、人の違いを見るようで面白い。




藤原氏の守護神を祀る春日大社には、燈籠にも、このような藤の彫が見られるのが多い。
摩滅して彫の定かでないのもあり、歴史の古さを感じる。


拝殿前に樹齢700年と言われる藤がある。
花房が次第に長くなって、地面に届くことからそのように名付けられているが、今年は行くのが早すぎたのか、異常気象のせいかせいぜい70センチくらいであった。
見ごろは、神域の藤も含めてこれからだとの事であるから、長い花房が期待できるのかもしれない。
そこで、大社の建物の一部の中に藤を取り入れた画像を、新しく教えてもらったサムネイルクリック・スライドショーでアップした。

スライドしている、サムネイルをクリックしていただくと、画面が変わります


< <1・砂摺りの藤今年は短い花房の出会いだった <2・花簪のような藤と檜皮葺回廊の屋根 <3・檜皮葺拝殿の屋根と藤 <4・回廊と藤 <5・かなり伸びた花房一筋 <6・回廊軒垂木の朱と藤 <7・吊燈籠と藤 <8・この根が花の命を支えている<
 
       
コメント (8)
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