駐車場に戻って車のドアに手をかけた時、ポツリと来た。
「あっ、雨」そう思った瞬間に真っ黒になった空からバケツをひっくり返したような雨になった。
後1分遅かったらびしょぬれ状態だっただろう。
きっと南の国のスコールはこんなのじゃないかと思って発進した。
ワイパーを早送りにしても前が見えなく危険を感じながら、のろのろ運転。
対向車ものろのろ運転だ。
お昼時なので食事をしているうちに雨も止むだろうと、西の方に微かな雲の切れ目を見て、レストランの駐車場に車を入れたが、外にさえ出ることができない。
閉じ込められた時間はそう長く続かず、を飛ばしてすぐに
昼食を済ましてから霊山寺へと向かった。
そんな大雨の後の薔薇の顔・いろいろを集めた。
どこかに、宿した雨粒が、折からの陽射しにキラリ輝いていた。
雨粒キラリ | |||||||||
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薔薇の紅茶を諦めて、入山券売り場で薔薇のソフトクリームを買って車へ。