カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

蔵王堂でのひと時

2011年04月19日 | ☆ ふるさと・大和

桜の華やかさが蔵王堂に、サクラの衣をそっと着付けをしたような雰囲気を感じ取れる。
左側のベンチが一つ空いていたので、やっとそこに腰を下ろすことができた。



本堂に向かって二人の行者さんの吹く法螺貝が、境内に響き渡り 沢山の人がいるのに桜と自分だけのような不思議な時間だった。



途中のお店で買ってきたお寿司をここで開いて、遅い昼食をした。
桜の葉でくるんで、サクラの塩漬けを載せたお寿司は、ペコペコのお腹に美味しかった。



食後の休憩の後「さぁ桜のもとへ行こうかなぁ」 と出かける用意をしていた時、賑やかな鉦と太鼓のリズムに乗って桜の花の精のような女の子のデモンストレーションで、境内に華やぎが増した。
たぶん2~3周して、綺麗なポーズをしながら、眺めているみんなの目を楽しませてくれた。



この人たちはバレリーナで、この後本堂のご本尊へのバレエの奉納をするとのことだったが、これから、中千本・上千本と観桜し、最後に下千本の桜の下を電車の駅まで歩く予定なので、残念ながら「SAKURA」の奉納公演が始まるまでに蔵王堂を後にした。
金剛頂寺~神峯寺
コメント (4)
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