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桜井市の安倍文殊院の手水舎の龍を正面から見たら、今にも噛み付かれそうな恐ろしい顔をしている。
お参りする人の厄を先ずここで龍が取り除いてくれるのだろう。
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横から見るとなお勢いがあって、お寺でしっかりとお役目を果たしているって感じだ。
前にも書いたが、今年の干支にちなんで、社寺仏閣の龍は、みんなカメラに頂くことにしている。
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安倍文殊院には、榊莫山先生の揮毫により石碑や歌碑が、境内のあちこちで見られる。
ご住職と生前ご懇意にされていたのだろうか。
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境内の一番高いところにある安倍の清明神社を背にして、下を見下ろす場所に立って、大絵馬の干支の植え込みを見る。
この大植え込みは、もう何年かずっと続いている。今年は龍が天に昇る勢いの動きが見られる。
今日はよく晴れていたので、葛城山や二上山近くは畝傍山も、龍とともに大和の国の一齣が、安倍文殊院の龍を眺めているのではないだろうか。
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通常車で裏門からは駐車場に入るので、この莫残先生の標柱をゆっくり眺めることなく通過するが、今日は門から出る後続の車がなかったので、停車してカメラに収めた。
左から①本堂とその前にかけられた入学祈願の絵馬。② お釈迦様の仏足跡。③修行大師と石仏。④鐘楼。⑤信太の杜のお稲荷さん。
沢山撮ったのをコラージュにした。