カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

ホテイアオイと花蓮のコラボ・元薬師寺跡

2013年08月18日 | 季節の花

 

 

 

ホテイアオイの薄紫の花が、今年も私を呼んでいる。 毎年そう思いながらこの時期に、元薬師寺跡を訪れる。遠くまで行かなくても、それが毎年同じ花を見るのであっても、呼んでくれている花は、今年限りの花である。 この田圃に花の植え付けの日のテレビを、5月か6月ごろに見た。泥んこになりながら、小学生2年生の児童が一生懸命に植えていた。

その子達のお陰でこの夏の終わりに、目に涼やかな色合いの花を見る楽しみがある。ことのほか暑い今年、尚更ホテイアオイの色が優しく待っていてくれる気がする。

 

 何回かに分けてホテイアオイを見つめてみたい。

先ず真夏の花蓮が数多く咲いて、なかなかホテイアオイにバトンタッチをしないのは、今年の異常に暑いお盆過ぎであるのだろう。

例年は蓮の花が咲いてはいるけれど、こんなに元気良く我が物顔ではなく「もうあなたの季節ね。そろそろ引退準備をしますね。」と言った姿が多く見られるのだけれど・・・・

 

 でも、美しいものが、いつまでも眺められるのは、大いに結構である。

  

 ほら蕾が明日へ、明後日へとスタンバイをして、遠くの薄紫とのコラボの準備中だ。

      

シオカラトンボが蓮の蕾を占領して動かない。羽休めに丁度いいのだろう。

キバナコスモスを見た藤原宮跡では、余り形のよさが分からなかった、畝傍山がここでは、ホテイアオイと花蓮を従えて形のよい姿を見せてくれる。

 

 

コメント (2)
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