今日8月24日は「お地蔵さんの日」として、幼い頃の、夏休み最後の楽しみの一つだった。夕暮れを待ちたしているずに朝から、町内のお地蔵さんに子供たちは集まって、鉦を鳴らしたり、ローソクを立てたりするのが子供たちの役目のようで、どの町内でも子供の賑やかな声が零れるような場所が、お地蔵さんのお祀りしている前の縁台だった。
最近は子供も少なくなって、そんな賑わいもなくなっている。 しかし私の町内と、亡くなったお嫁さんの町内には、今年も息子が昨日のうちにお供えをもって行ってくれた。このお供えは孫が生まれた時からずっと欠かしたことなく、息子夫婦がしていた。二人の孫の名を書いた提灯を奉納してこのようにお地蔵さんの夜を軒に吊るしてもらっていた。孫が成人した時におまつりしてくれている家から、それぞれの名前の提灯が戻されてきたが、その後もお地蔵さんのお供えはずっと続いている。
1枚目のお堂の中にお祀リしていたお地蔵さんを、この日だけこのお堂の傍のお家に移されて、お参りしてくれる人を待っていてくださる。
私はもし今夜雨が降ったり、雷がなったりしたらお参るできないので、雨のやんでいた先ほどお参りしてきた。
子や孫の健康と幸せを、ひたすら願う私である。