メイン会場には、今年が10周年記念の年である歓びが満ちているように思えました。
1年目からずっと観続けていましたので、、ボランティアガイドの人たちも、訪れる人々に、丁寧にガイドをしてくれているのが分かりました。
東京から来たという観光ツアーの人たちは「いいね。来て良かったね。」とガイドの人の説明の間に、話しているのが耳に入りました。
天壇の雛の上には、訪れた人への感謝が、雛たちを代表しているかのようです。
「おめでとうございます。10年を支え続けてこられた高取町「天の川」の係りの方々、それに協力なさった町の皆さま。
これからさらに11年、12年とこの素晴らしい町中こぞってのイベントが続きますように。」
今年のメイン会場のテーマは、奈良女子大学同窓会、佐保会が所蔵している、昭和初期の雛飾りや各地方の郷土玩具
雛飾りに添えられた雛飾りの小物の数々です。
この展示品から、豊かな時代や各地の人形とそれを飾った環境など想像することができます。
10枚の写真に納めました。
天壇の雛 左の部分
天壇の雛 中央部分
天壇の雛 右の部分
これらが一つに並ぶ様子は実に見事です。毎年のことですが、ここに飾っられたお雛様は幸せな道を辿っているような気がします。
押入れの奥にしまわれたままで、いつか朽ちてしまうかもしれない雛もあるでしょうが、県内外から訪れる人の心を癒してくれている愛しい雛たちです。