生蓮寺の蓮を綴って、3日目、今日を最後にしたいと思います。
お寺の「横」「 駐車場」 「境内」と蓮の花のある場所を分けて、出かけることの少ない日々の糸を、紡いでいます。
三姉妹です。これを撮った日から今日で六日経っていますので、きっと美しく開花していることでしょう。
それとも、連日の雨に打たれて、どんなふうに耐えているのかとも、慮っています。
この華の開き具合がとても好きです。
太陽の恵みをいっぱい受けている幸せを感じます。
「ほのぼのと 舟押し出すや 蓮の中」 夏目漱石
呆け除けのお地蔵様には、心から欲張りほどのお祈りをしました。
「久方の 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に たまれる水の 玉に似たる見む」 万葉集 新田部皇子
「小夜ふけて 蓮の浮葉の 露のうへに 玉とみるまで やどる月影」 金槐和歌集 源実朝