丹生川を隔てた所に咲いている、サンシュユを、望遠で撮りました。
手前の細い桜の枝は、ソメイヨシノでまだ蕾すらはっきり見えません。
このサンシュユの黄色い花が見えなくなる頃、手前のソメイヨシノが開花して
川岸の里の景色もすっかり見違えるようになってしまうことでしょう。
その頃には来たことがないので、想像するばかりです。
今年は、菜の花を撮ることもできなかったので、黄色い花を見忘れてしまったような気がしていました。
ここ川岸で、そのような思いがすっかり解消することっができました。
黄色い花は、元気を与えてくれます。
美しいだけでなく、心の中に入って来て、鬱になりがちな気分を
掘り起こしてくれるのは、私ばかりなのかしらと、歳のせいなのかしらと思ったりしますが、
この日にはもうすっかりこのようなことを忘れてしまいました。