先週夕方のテレビで、宇陀市松山地区の「夢灯り」の放映がありました。
私の頭の中に戻ってきた十数年前の松山地区の美しい映像でした。
「夏の終わりに、私の町のライトアップのイベントがあるので、おいでよ。宿も取っておいて一緒に泊まるから。」
そう言って、えっちゃんが誘ってくれたのは、5月の退職者の会の総会の日のことでした。
「お願い、皆任せるから。」
招待してくれたえっちゃんは、県のシニアスイミングクラブで毎年一緒に参加し、時には全国の大会にも参加した仲間でした。
大会の参加者での親睦旅行にも、楽しく参加したいいお友達でした。
この日は、浴衣で町灯りに訪れた人には、こんなうちわが貰えるとのことでした。
旧松山地区一帯(重要伝統的建造物群保存地区)
ライトアップ
古民家や史跡など15カ所を外部から光をあてるだけでなく、室内の灯で格子戸を浮かび上がらせたり、
竹矢来の中に灯を入れて光を放射線状にしたり、その家の特徴を際立たせる光の演出が、
夕闇の迫る町を彩っています。
通りからの格子の画像を撮っていきました。
表玄関の格子戸からもれる光と影の織り成す美しさは、各家々違ったものがあり愉しい散歩です。