暗くなるにつれて、町並みの燈籠の灯りが闇に浮かび柔らかい光は、町並みに美しさを添えていきます。
柿本人麻呂の和歌の書かれた燈籠。
昨日完成してアップしたのですが、どうしたことか、今朝消えてしまっていましたので、
再び説明文を書く時間がなく、画像だけ公表しました。
竹矢来の光の美しさを、残して置きたかったのです。
今日はデーサービスの日ですので、帰ってからもう1度、確かめてみます。
原因が分かりました。スマホの中の自分の記事を見ていて、閉じる時下書きの場所のどこかを間違えてクリックしたものでした。
千軒舎
明治前期に建築されたと推定されている、旧内藤家を改修して「千軒舎」として、歴史的な町並みと、町作りの拠点になっています。
六畳と、八畳の座敷から中庭を隔てて重厚な蔵があり、今回はギャラリーとして作品展示をしていました。
家の中から通りを見ると、表の格子が綺麗です。
蔵のギャラリー
美術工芸品の沢山の展示がありました。
室内から見る通りに面した格子が美しいものです。
高い天井と白壁太い柱の木組みは重厚です。
通りからの格子の画像を集めてみました。
表玄関の格子戸からもれる光と影の織り成す美しさは、各家々違ったものがあります。
夢街道 矢来が醸し出す光と影
町並みが夜の闇に包まれるにつれ、格子と同じように、道路と周りの壁を彩る灯りが、思いがけないところにも映えて、感動的な光景を作り出すのが、矢来からもれ出る灯りの素晴らしさです。
辞典で矢来について調べると、「竹や丸太を粗く組んで作った臨時の囲い」と出てくるが、
松山の町並みは、全て竹で作ってありました。
本来の目的は家の外壁の裾を、泥やはねから防ぐ目的のものだそうだが、日本建築の外回りを飾る竹の曲線の美しさは、ライトアップによってとても効果的に、通りや、家屋に光と影を描いています。
「あれっ!こんなところに~~~。」
そんな発見を楽しみながらの町並み散策でした。
宇陀・松山・夢灯りという素晴らしい夜の町並みに描きだされた、光と影の、感動的な
美しい世界に誘ってくれた、高校時代からの水泳に繋がる、友人のえっちゃんの思い出辿りでもある
思い出綴りの機会を得たことがこの歳になって嬉しいことでした。