午前11時・当地には雷注意報が出ていますが、外は時々太陽が顔を覗かせて、涼しい北風が
部屋を通り抜けていきます。
こんな日をずいぶん待っていました。
窓越しに見える田んぼの畦道にやっと彼岸花の並びが見えてきています。
例年なら、こんな風景は彼岸の入り頃に見られるものですが、やはり季節の歩みは遅いのですね。
遅くても待っていた平常が訪れてきたことの安心感が、小さな幸せを与えてくれます。
極早稲の稲の刈取りの済んだ田には、早やひこばえの緑が並んでいます。
彼岸花の向こうの田圃は、稲穂が黄色くなってもうすぐ稲刈りが始まることでしょう。
近くの体育館から、鼓笛隊の練習をしているらしく、風に乗って太鼓の音が聞こえてくるのも
この時期らしい賑わいです。
運動会本番の日には、いいお天気になって練習の成果が発揮できるといいなあと思ったりしています。
今朝テレビで観た天気図では、台風の卵が遠くの海上にいくつかありました。
まだどちらに向かうともわからない状態ですが、そのせいか今日の高見山は背中に雲を背負っているように見えます。
その後方 右に連なる紀伊山脈の峰々は、今日は雲の中で見えません。