
季節ごとに美しい花を境内に咲かせるが、この時期に咲く寒牡丹でもっとも有名なお寺である。
昨日の午前中、いいお天気なので、急に思い立って、出逢いたい花たちのもとに車を走らせた。

これは、昨年石光寺で教わったのだが、今年はこの二種類についての説明文が掲げられていた。
一つは「冬牡丹」でありもう一つは「寒牡丹」である。
冬牡丹は、温度管理を人工的にしながら、本来は咲く時期でないのを、無理やりに咲く時期の条件にもって行く育て方をするそうだ。
人のニーズに合わせて、咲かせているのが冬牡丹といえる。
したがって、花も、本来咲く時期のように大きいし、第一葉っぱが沢山付いて牡丹の季節の花と同じ姿をしている。
そのように育てられたのを地植えにして、「寒かろう」と霜よけ、寒さよけの藁菰も着せてもらって、冬の最中に美しく咲いて見せてくれているのだ。


自然のままに、二上山から吹き降ろす冷たい風に、幾星霜、古いのは何百年もの古い株があるという。
葉は殆どあるかなしのが多い。
寒さ対策を寒牡丹自身が行っているからである。
花を咲かせるために一生懸命寒牡丹自身が努力する、その健気さが、いじらしく思える。
そして冬を迎えた今、自分の咲く時期を知って花開く。
その花が、雪や、霜の寒さに耐えられるように、藁菰の頭巾を被せてもらっている。
まだまだ、花芽が付いているので、順次咲いて花の少ない季節を楽しませてくれよう。

二つのGIFアニメにわけてUPした。
一度に入らなかったので、ただ無造作に分けている。
「寒牡丹」の可愛さ、いじらしさに、今年も会うことが出来た昨日だった。
「冬牡丹」と「寒牡丹」を同じようには決して見ない。
石光寺では、春には、その時期に咲く牡丹が今境内の花壇で、自ずからの準備をしているらしいのも見かけることが出来る。

牡丹の写真見せていただきました。
本当にこの季節に咲く牡丹があるのですね。
我が家のは、正月牡丹で、正月に調度咲くように
作られているようで、来年からは、普通の季節に
咲くとのことです。
奈良にお住まいですか?
主人が飛鳥村が大好きで、何回歩いたことでしょう。
どうもお邪魔いたしました。
寒牡丹は1月から2月にかけて、藁菰の中で
このように可憐に咲くのです。
冬牡丹は、お正月に咲くように温度調節をして育てられたのでしょうね。
奈良県の西の端の方に住んでいますが、大和が全て故郷だと思って、発信しています。
飛鳥も大好きな地で、何度かブログ登場をしています。
これをご縁に再びのお出でをお待ちしています。
有り難うございました。
主人に、石光寺のところを見せたら、
その近くの、当麻寺に行ったことがあるみたいです。
そこに中将姫の伝説があるのではと、いってますが、
ご存知ですか?
それと二上山に、大津の皇子の墓があり、万葉集の世界に興味をもっています。
主人は2年前まで、6年間の単身赴任を大阪で経験し、
話に聞きますと、山辺の道を何度も歩き、もちろん
飛鳥も行き、今でも古代史にはまっています。
当麻寺へは12月に行ってきました。
悲運の中将姫がこの石光寺の染井の井戸で、蓮の糸を染めて、曼荼羅を折ったという伝説がありますね。
中将姫のもう一つの伝説が、下の記事にしています。
お時間のあるときご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/anikobe/s/%C3%E6%BE%AD%C9%B1%C5%C1%C0%E2
大阪に赴任されていらしたのでしたら、万葉に因んだ土地の奈良、山之辺、飛鳥、斑鳩など歩かれたことでしょう。カフェテラスには、時々そんな地の事を呟く様に書いています。
深くは追求していませんが、万葉ゆかりの土地を訪ねるのが好きです。
嬉しいコメント有り難うございました。
主人は、もうゴールデンレトリバーのラブと
寝てしまいましたので、明日見てもらいますね。
きっと喜ぶと思います。
今までの所も、少しずつ見させていただきますね。
感謝です。
未歩さんの掲示板で、上下に牡丹が並びましたね。
嬉しかったです。
寒牡丹はよく耳にしますが、ずいぶん昔に石光寺を訪ねたことがあり、牡丹は有名ですね。
当麻寺から石光寺に向けて野道を歩いたのですが、まだあのあたりの素敵な道は残っているのでしょうか?
花芽を切るだけの簡単なことでなく、冷蔵庫のような低音管理をして大変なことらしいです。
なんでも自然のままが良いですね。
今咲いているこれらの花は、自然のままの地植で、策力を持った素晴らしい花だと褒めてやりたいです。
私の散歩コースで、いつも2匹のゴールデンレトリバーを連れた、近所の女性が二人出会うのです。
出会ってお話しする間、大人しく待ってくれるの、可愛いです。大きいのにとっても大人しいですね。
カテゴリーの「ふるさと大和」をご覧くださると何かに行き当たるとおもいます。
未歩さんのところの、冬牡丹と寒牡丹、見比べると特徴が分かりますね。
私も嬉しいです。
藁菰を被った可憐な被写体は皆さんの狙いですね。
これで、雪は降れば、満員でしょうね。
石光寺の裏道に出てみました。多分田の畦道が続いているのでしょうか。
歩く人は、表の道を当麻へ向かう人や、当麻から歩いてくる人が沢山見えました。