春日大社の式年造替記念の特別公開参拝が、今行われている。
多分次の式年造替にはお参りできないだろうと思いながら、毎年機会があるごとにお詣りしているが、国宝の御本殿を間近に拝見できるご縁をありがたく思いながら、南門を帽子をとってくぐった。
千古の森の緑の中に、色鮮やかな朱と緑の数多くの社殿が、古代と変わらない荘厳な色合いを、今に見せてもらえるのは、古代より二十年ごとに行われる式年造替よるものであることが、入場の時頂いたご由緒のなかに記されていた。
西の回廊の吊灯籠に沿って歩いて行く向こうに、巫女さんのいる場所から先は、撮影禁止になっている。
それで、頂いたパンフレットを後でカメラに納めた。
大宮(国宝 御本殿)のご祭神
第一殿 武甕槌命(たけみかづちのみこと) 第二殿 經津主命(ふつぬしのみこと) 第三殿 天兒屋根命(あめのこやねのみこと) 第四殿 比賣神(ひめがみ)
上の大宮特別参拝マップの「A」の右から第一殿・第二殿・第三殿・第四殿で、神々様がお鎮まりになる神聖な場所であることから、古来皇族や神職以外の立ち入りは固く禁じられてる。ただ二十年に一度神々様が仮殿に御移りになっている間のみ、国宝の春日造り御本殿を、間近に拝観することができる。
また「B」の後殿(うしろどの)は式年造替を記念して明治維新以来初めてご本殿の背後にある後殿が特別公開されている。
朱色の矢印の通りに、荘厳な気持ちになって無口に進んでいく。
陰向門から東回廊の外側に出て、御蓋山浮雲峰遥拝所から神奈備の神に所作通りお詣りをした。
東回廊の外側から、南回廊の桜門から中に入り、最初入った、南門に出て参拝のコースは終わる。桜門に入った時に、ここからは写真の許可が出たようで、カメラを構えている人が多くいたので、係の人に尋ねて、私も撮影した。
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式年造替はご本殿をはじめ社殿の御修繕、祭儀の厳修、ご調度類の新調、など古代より連綿と続けられてきた。これにより日本人の信仰伝統文化が培われてきたことが今に繋がっていることが記されている。春日大社の大きい神事は、春日祭と春日若宮御祭と知られているが、毎日朝夕の御神事など年間二千二百回にも及ぶ祭典が行われ、日本の国はもとより、世界の平和、万民の幸福、そして共存共栄が祈り続けられていることを知った。
境内に入ると自然と頭が下がります不思議でなりません
春日大社にお詣りしますと、心が引き締まりますね。
よくふりますね。
田植えにとってはいい雨でしょうが、やはり気分が沈んでしまいます。
昨日からパソコンの調子が悪くて、おまけに、雷注意報が出ていたので、今日は繋がるかしらと開けてみました。ほっとしていますが、カメラを変えたせいかもしれません。縮専ででリサイズができないのです。雨が止んだら、見てもらいに行ってきます。