台高山脈の北端に位置している山であるけれど、ここから見る限り、まるで独立峰のように見える。
朝 濡れ縁に出て、雨戸を開けるのだが、そのとき先ず目に入るのがこの山なので、雲に隠れていない限りは、「おはよう」とこの山に挨拶してから1日が始まるような存在である。
11月11日、その高見山の頂上からの日の出に遭遇した。
今まで何度も東の山からの日の出を見て画像に納めているが、高見山の頂上からの日の出は、初めてなので日の出の気配から、日の出が終了するまで、まるでダイヤモンド富士を見るような気分での、「ダイヤモンド高見山」だった。
場所を変え、時間を計算しての、高見山頂上からの日の出は、きっとどこかで見られるだろうが、わたしの「おはよう」の相手の山のてっぺんが、この場所から輝きだすのを見ることは、おそらく偶然の機会としてもなかなか見ることはできないだろう。
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