カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

冠雪 奥吉野の山並み ①

2010年12月08日 | ★ 日々の呟き

運動不足が気になって、家事が一区切りしたので近くの5万人の森へ行った。
そこまで歩けば距離的には良いのだが、往復に時間が取られるので結局車で行った。


このような階段がこの公園には沢山あるので、自分の体力と調子に合わせて、無理のないコースを選んで歩いた。
落ち葉が多い時なので、午後に行ってよかった。
朝からだと濡れていてすべることもあるだろう。
転んだら大変だ。


ノイチゴかしら。
こんな時期に赤い実をつけているのでよく目に付く。
小鳥たちは啄ばみに来ないのかしら。


急な階段を下りると、その先はこの里山の自然な地道が暫く続き、やがて最後の階段を登ると、
5万人の森公園の一番西の端に出て、視界が広がる。


広がった視界に飛び込んできたのは、遥か彼方の奥吉野の山並みだった。
よく見るとうっすらと雪を被っている。
視界が広がるといっても、すぐ足元の家並で、
遠くが見渡せるのはこの木の間の山だけだった。



すぐ足元に田畑や、里山の彩り、軒を連ねる家並みが、
次第に山手に向かって伸びているのがよく分かる場所だ。


今度は目的を持って、足元に気をつけながら、来た時よりも足早に階段を上り下りしながら
下の広場に向かって山を降りた。
少し汗ばんでくる。


目的は、奥吉野の山並みの全容を見たいという思いだけだった。
続きは明日にします。

蔦木~金沢
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紅葉敷く公園 

2010年12月07日 | ☆ ふるさと・大和

蜻蛉の滝の水を集めて流れる音無川
栄山寺の下を流れてる川も、「音無川」だがここを流れる川も同じ呼び名なのだ。
50mの高さから滝のすざまじい音が、この公園にきて音もなく流れるさまを「音無川」と名づけたのも納得する。


デジブック 『蜻蛉の滝と紅葉』
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奥熊野街道寄り道・蜻蛉の滝

2010年12月06日 | ☆ ふるさと・大和

蜻蛉の滝
吉野郡川上村にある滝。国道169号線を北上すると、五社トンネル手前を左折し、約700位進むと蜻蛉の滝のある公園に着く。
蜻蛉の滝は古く万葉集にも記述されており、松尾芭蕉、本居宣長など著名人が多く訪れていることが説明板に書かれている。


蜻蛉の滝についての説明板


< 蜻蛉の滝>
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大滝ダム 試貯水による地すべり地区

2010年12月05日 | ☆ ふるさと・大和

厳しい冷え込みの朝 良いお天気の予告 日の出前
遥か東の茜空と目の前の霜に覆われた田んぼ
11月29日撮影


< 大滝ダム 試貯水による地すべり地区>
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昨日の記事の続編になる。
柏木鍾乳洞からの帰り、大滝ダムの地すべり地区が否が応でも、右手に見えてくる。

青空を背景にした白い橋の線は美しいけれど、この橋を行き来して暮らす人は、地すべり地区のためにほとんど移住して、住む人はいない。

完成後の03年に試験的に水を入れはじめるとダム底に向かって集落ごと地滑りだという。
大滝ダムの試験貯水による地滑りで住宅に多数の亀裂が発生した問題で、国土交通省は仮設住宅で暮らす同村白屋地区住民を全戸永住移転させる方針を決め、住民側に伝えた 。
当時このように報道されて大きな問題となった。

しろや橋を渡ってダムの対岸に行ってみたが、何年か前に来た時にはまだ残っていた家もすっかりなくなり、自然に抗うことの不遜を、この地区の風景を目のあたりにして胸の痛む思いだった。



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柏木鍾乳洞 不動瀧のお水

2010年12月04日 | ☆ ふるさと・大和

鍾乳洞へ降りていく階段
まるで、秘境の温泉の露天風呂に続いているような階段である。
鍾乳洞の入り口はこの階段の先にある。
何回かここに入ったことがあるので、今回はパスした。
というより物凄い風で、立っていると吹き飛ばされそうになるから、あんな下まで降りていく勇気がなかったのが本音だ。


< 柏木鍾乳洞・不動窟の瀧の水>
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「不動窟鍾乳洞」は、奈良県吉野郡川上村の柏木にある鍾乳洞で、今から1300年前に修験道の開祖である役の行者が発見したとされ、大峯修行の裏行場として、多くの行者が訪れてきたそうである。
洞窟の中に滝がありその音に、初めて行った時には恐怖感を覚えたものである。

洞窟の中にお祀りされているお不動様を拝することができなかったが、駐車場の傍のお不動様にはきちんとお参りして来た。

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