福寿草と言えば、西吉野町津越の群生ですが、今年はそこまで行く勇気がありません。
この福寿草は、賀名生の里歴史民俗資料館の、庭先に可憐に咲いていたもので、
津越を偲んで撮ってきました。
歴史民俗資料館の全景です。
古民家風の美しい建築物で、後醍醐天皇初め、それにまつわる多くの資料が
展示されています。
シャッターを切った時に、おじさんが入ってしまいました。
藁ぶき屋根の堀家です。
今は美味しいスイーツを予約していけば頂けるそうです。
門前の枝垂れ桜は、まだまだ先のようでした。
紅梅が早く開花するのか、この辺りは、早咲きの紅梅が、華やかな山里でした。
青空が広がって、お出かけを誘ってくれているような、温かい日です。
どこか近くの花を見に行きたくて、ふと思いついたのが
対岸の橋本市に隣接した、小高い丘の「天神さん」でした。
近くの区の人たちの手によって、整備されて、梅をはじめ、桜などが
植樹されて、季節ごとの憩いの場になっています。
梅は早いかと思ったのですが、だいたい５分咲きのいい感じでした。
桜の花芽もやや膨らんで、咲く頃が楽しみになりました。
向こうの山は、金剛山です。
つい最近冠雪したとは思えないほど、春の訪れが、山にも見えました。
やはり外に出て、青空の下を季節の花を楽しめるのが、心にも体にもいいものだと痛感した日でした。
、
予報通り、今朝も雪でした。
昨夜から降っていたらしく、やや積もっています。
もう雪は、これでお終いになって欲しいです。
リハビリの日だったので、お迎えの車が車で、家の中から雪景色を撮って置きました。
積もってるかなぁ・・・
覚悟をしたような気持ちで、開けた窓の外の目に入ったのは、積もる雪ではなく
しきりに降る雪でした。
まだ降り始めたばかりのようですが、牡丹雪が宙を舞いながら落ちてきます。
田圃の向こうの町並みは、すっかろ雪のヴェールに隠されて白くしか見えません。
西吉野町はきっと沢山の雪が降っているのでしょう。
お隣さんの塀の辺りは、黒いので、降りしきる雪が、一層大きく見えます。
表に出て金剛山の冠雪に驚きました。
昨夜から降っていたのでしょう。
金剛山がこんなに、白くなったのは、最近見たことがありません。
山襞が美しいです。
金剛山全容が見える場所を、探して歩いたのですが、いろんな建物が手前にあって
望みはかなわなくて、手が冷たくなって寒くて、急いで家に帰りました。
明日の方が雪雲が、こちらに入って来るとの予報です。
どんな景色が目に入ることでしょう。
農道の向こうから、ストックを突きながらゆっくりと歩いてくるのが、
私の散歩道です。
ストックは、ノルディックウォーキングしていた頃のを、今も使っています。
向こうから歩いてきて、まずここで休憩しながら、遠くの山に向かって
おいしい空気をいっぱいに吸って、お腹のそこから古い空気をはきだします。
そうです、ここで深呼吸をします。
その後同じ道を引き返して行きます。
暫く温かかったので、遠くの山の雪も見えなくなっています。
その代わり田んぼや畦道に顔を出した、タンポポや、ホトケノザ、
ぺんぺん草の小さな花を見ながら小さな春の子たちに目を落とします。
ストックを２本ついているので、カメラはウエストポーチにいれたままです。
午前と午後２回歩くと、目当ての歩数達成ですが、なかなかそれができません。
家事をしたり、買い物に行ったり、見たいテレビを見たり、決してごろごろする時間はありません。
でも何かを削って、長く歩く練習をしなければと、思っています。
温かくなったら、出かける力を付けておきたいものです。
