小田急線を利用すると、この頃は新型の“二代目”5000形に會ふことが多くなった。人災疫病禍真っ只中の令和二年(2020年)に登場し、以来8000形の置き換へとして數を増やしてゐる新鋭なり。小田急線の車両と云へば、“初代”5000形に見た橫に膨らみをもたせた車体が特徴だったが、二十一世紀の始まりと共に登場した3000形のニ代目からは、膨らみが廢されてタダのツマラナイ長方形の箱になり、陳腐感が否めなか . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-722061?fm=d富山縣の高岡と城端を結ぶJR西日本「城端(じょうはな)線」、同じく高岡と氷見を結ぶ「氷見線」を、来年二月以降の再構築計画より五年以内にあいの風とやま鐵道に運行を移管、第三セクター化するにあたり、JR西日本は過去最高額 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20231114-567-OYT1T50272?fm=dこの調子だと、築堤跡が汐留(新橋)まで連續して發掘されさうで、なにやら面白さうな感じになってきました。高輪沿線の再開發工事や羽田空港短絡線など、もともと疑問符的な計画なのですから、遅れやうがなんだらうが、どうでもよ . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-129195?fm=d東急東橫線で平日夜間、澁谷始發(折り返し)の下り“隔停(急行)”四・五號車で運行してゐる座席有料車「Qシート」の乗車料金を、来る11月13日(月)~12月29日(金)まで、『おためし半額キャンペーン』と稱 . . . 本文を読む
旧新橋停車場 鐵道歴史展示室の企画展「鉄道と制服~ともに歩んだ150年~」を觀る。わが國の鐵道黎明期からJR發足に至るまでの鐵道職員たちの各種制服を、一部實物や複製の展示を織り交ぜて紹介したもので、たっぷりめの仕立てになってゐるそれらから、昔日の鐵道マンたちの任務への誇りをそこはかとなく感じる。制服とは、その會社組織の看板(かほ)である。いつであったか、J . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/business/ASR9V67D0R9VULFA00W?fm=dこの二十六日付の發表には、大勢のお仲間同様、私も驚きました。 昭和五十八年に登場し、いまや昭和時代の小田急の面影を殘す唯一の存在である8000形も、内装と機器の大幅な更新を行ない“快速急行”の主力となってからもだいぶ經ち、 . . . 本文を読む
たまたま都内忘所の公園のそばにゐたら、園内をミニSLが汽笛も勇ましく快進してゐるのを見かけて、「お、おお……!」と、大昔に忘れたあの日の心をくすぐられて、駆け出す。大昔、二子玉川園と云ふ遊園地があっての、そこにもミニ鐵道があって、ワシも両親に連れられてよく乗せてもらったものじゃ。線路は圓周じゃが、その先には間違ひなく、“夢”があったものじゃよ。お、また汽車が来たぞよ。暑さのせいかの、 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-odawara-hakone3981?fm=d小田急ロマンスカーSE3000形、来る8月7日にめでたく「機械遺産」に認定云々。今年六月に海老名のロマンスカーミュージアムでやっと初會を果たしただけに、「さうか、あの名車が……」と、私も感慨深いものがあります。昭 . . . 本文を読む
地下鐵博物館の特別展「懐かしの営団地下鉄Sマーク展」を觀る。東京郊外で幼少~少年期を過ごした私にとって、両親に連れられて東京都心へのお出かけはこの上ない特別行事であり、その時に乗る營團地下鐵、驛と車体に掲げられた“S”の紋章は、そんな私の特別行事感を盛り上げてくれる象徴でもあった。このSマークの登場は昭和二十八年(1953年)、「安全(SEC . . . 本文を読む
開業前から氣になってゐた、小田急線海老名驛に隣接するROMANCECAR MUSEUMへ出かける。目的は“シンカンセン”の原型でもある、初代のSE(3000形)に逢ふこと。SEとは、“Super Express”の頭文字からとった愛稱で、のちの“夢の超特急”國鐵0系へとつながっていく丸みを帯びた流線型は、後輩のロマンスカー車と比べても見劣りがしないどころか、いつまで見てゐても、飽きない。これこそが . . . 本文を読む
旧新橋停車場 鐵道歴史展示室にて、「山手線展∼やまのてせんが丸くなるまで∼」を觀る。(❈案内チラシより)明治十八年(1885年)に現在の東海道本線と高崎線の連絡線として、品川〜赤羽間に開業した“品川線”に始まった山手線(やまのてせん)の歴史云々より、山手線は首都の“山岳鐵道”である、と紹介したコラムに興味を覺える。山手線と云ふと、平坦な“トウキョウ砂漠”を低速で環状運行してゐる印象があるが、 山手 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-253679?fm=d公開は令和九年度云々、まだ少し先になりますが、見に行く樂しみが増へました。現地では、VRゴーグルを使用して當時の光景を体験できる仕組み云々、もともと再開發工事の途中で發見された“奇跡”の遺構ゆゑ、すべての保存が叶はなかったことは今でも殘念に . . . 本文を読む
恒例の新橋古本まつりが今日までとのことで、行きそびれぬやう會場の新橋驛前SL廣場へ出かけると、いつの間にかSLの薹座に石垣が積まれてゐることに氣が付く。前には無かったはずだが……? と不思議に思ったが、これは港區が鐵道開業150周年の記念事業として、世紀の大發見だった「高輪築堤」より“第七橋梁”の橋薹部分に使はれてゐた安山岩267個を實物通り30度の傾斜をつけて1mの高さに積み上げ、 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-2023051004328566?fm=d原材料費の高騰を言ひ訳にした“ナントカの一つ覺え”な値上げの發表ばかりが續いて、「もふいい、そんなのは聞きたくない!」な氣分のなか、久しぶりに良心的な報に接しました。──と、云ひたいとこ . . . 本文を読む
昭和2年(1927年)12月30日、東洋初の“地下鐵道”が日本の上野~淺草間に開業して、今日で九十五年となる。創業者の早川德次は大學卒業後、後藤新平と出會ったことをきっかけに鐵道で身を立てることを決意、新橋驛では自ら改札業務に携はるなど、大學出としては異例の現場での下積みを通して最前線の空氣を肌で知り、やがて海外視察で訪れた英國ロンドンでこれからの東京の交通は地下鐵道し . . . 本文を読む