岡瀬沢から甚兵衛坂を経て、「関戸の一里塚」跡を過ぎて菅原神社の前より石段を降り、ゆるやかな五妙坂を下ると、やがて左へ折れる枡形が。
ここが、大井宿の入口。
本陣はその先で右へ折れる枡形の左手にのこっていて(上段写真)、立派な甍を、塀越しにのぞむことができます。
大井宿は伊勢参りや善光寺参り、それに尾張へ向かう荷物などが集う、“美濃十六宿”でもっとも栄えた宿場だったそうで、
その面影は本 . . . 本文を読む
旧道が国道19号線にぶつかるその手前、左手に立場茶屋跡の碑が。
その向かいには、「嵐讃岐の供養碑」があります(上段写真)。
嵐讃岐(あらし さぬき)とは、名前の雰囲気からしてむかしの歌舞伎役者なのかと思いきや、木曽家の有力武将だった人物の名前で、供養碑は1600年代半ばのものだそうです。
旧道はこの先の国道に吸収されて数百㍍が消滅、迂回路を経て、その先より続いている道筋へと入ります。
そ . . . 本文を読む