迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊―中山道86の2 細久手宿→御嵩宿

2014-05-24 19:28:08 | 旧中山道
ゆったりとした坂道に軒を連ねていた細久手宿は、慶長11年(1606年)に大久保長安の命をうけた国枝与左衛門が、七軒ほどの仮宿として設けたのがはじまり。 ところが、まもなく放火で全焼、四年後の慶長15年(1610年)に再興されました。 この宿場はその後も江戸時代を通じて三度、火災に見舞われています。 この宿場火事は、幕末に至ってとんだエピソードを生むことに。 和宮下向の際、ここに宿泊する予定 . . . 本文を読む
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ニッポン徘徊―中山道86の1 大湫宿→細久手宿

2014-05-24 19:16:54 | 旧中山道
大湫宿の静かな風情にホッとしたのも束の間、今度は「琵琶峠」へと、旧中山道は入っていきます。 石畳が敷き詰められたこの峠道は標高558㍍、上りはじめて10分ほどで頂上に。 そして下りはじめると、すぐに「八瀬沢の一里塚」が。 峠を下りきるとすぐにアスファルト舗装の道に合流、さらに坂を上がった先で県道65号線と合流し、尾根づたいの比較的なだらかな車道を、延々と歩きます。 あまりにも普通の車 . . . 本文を読む
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