ゆったりとした坂道に軒を連ねていた細久手宿は、慶長11年(1606年)に大久保長安の命をうけた国枝与左衛門が、七軒ほどの仮宿として設けたのがはじまり。
ところが、まもなく放火で全焼、四年後の慶長15年(1610年)に再興されました。
この宿場はその後も江戸時代を通じて三度、火災に見舞われています。
この宿場火事は、幕末に至ってとんだエピソードを生むことに。
和宮下向の際、ここに宿泊する予定 . . . 本文を読む
大湫宿の静かな風情にホッとしたのも束の間、今度は「琵琶峠」へと、旧中山道は入っていきます。
石畳が敷き詰められたこの峠道は標高558㍍、上りはじめて10分ほどで頂上に。
そして下りはじめると、すぐに「八瀬沢の一里塚」が。
峠を下りきるとすぐにアスファルト舗装の道に合流、さらに坂を上がった先で県道65号線と合流し、尾根づたいの比較的なだらかな車道を、延々と歩きます。
あまりにも普通の車 . . . 本文を読む