国立能楽堂で、金春流の「俊寛」を観る。
この僧のほんとうの悲劇は、たったひとり鬼界ヶ島に残されたことよりも、“都”に象徴される俗世への執着を、断ち切れなかったところにある、と私は思う。
芥川龍之介が大正時代に発表した同名の短編小説には、島の生活を謳歌する人間臭い俊寛が描かれている。
都へ帰還する気持ちを棄てているところに、私はひとつの“悟り”のかたちを、見出だす。
そして、考える。
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与川を渡って金知屋(かなちや)地区へ入ると、川沿いに民家が数軒並ぶ前を、旧道とおぼしき未舗装の道が伸びています(上段写真)。
金知屋を過ぎたところで未舗装の道は途切れますが、その少し先で旧道は国道から左手に分かれて中央本線沿いに伸び、やがてガードをくぐると、すぐ上り坂に。
しばらくすると、古民家の建ち並ぶ地区へと入ります。
そこがかつての、三留野(みどの)宿の入口。
↓写真の右手が本陣 . . . 本文を読む
坂を下って十二兼を過ぎると、かつてはそのまま木曽川に沿って道は続いていましたが、現在は目の前を国道と中央本線が横切っており、直進することができません。
そこで上段写真に見るような、道路下を行く水路トンネルに仮設された通路を経て、向こう側へと抜けます。
いかにもアドベンチャーといった感じで、なかなか楽しいものがあります。
中央本線「十二兼駅」の横を過ぎ、1㌔ほど直進すると、やがて右手には“南 . . . 本文を読む