馬籠峠の道端には、要所要所に↑のような小さな鐘が設置されていますが、これは熊除けのため。
思いきり鳴らしてもまだ不安だった私は、謡曲のおめでたい部分を、声を張り上げて謡いながら進むうち、やがて木立を抜け、黒木の門の前に。
これは木曽から出る木材を監視するために設けられた、「一石栃(いちこくとち)白木改番所」の跡。
そのすぐ先には、かつて七軒あったという立場茶屋(休憩所)のうち、一軒だけが残っ . . . 本文を読む
妻籠宿をたち、蘭(あららぎ)川に沿ってしばらく進み、大妻橋を渡ると、道は林のなかの坂を上って行きます。
神明という集落を過ぎると今度は急な下り坂、再び上り坂をあがると、そのまま大妻籠という集落に(上段写真)。
旧旧中山道の道筋にあたると云うここは、昔ながらの旅籠が民宿として、営業を続けています。
大妻籠を抜けた先が、いよいよ馬籠峠の入口。
途中まで、かつての石畳が復元されています。
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