謡坂を下ると、再び車道に合流。
緩やかな坂を下りながら、耳の病に効くという珍しい「耳神社」を、右手の崖上に見て過ぎます。
やがて右折して山道へ入ると、あまりの急坂に牛が鼻をこすって欠いたことからその名が付いたとされる、「牛の鼻かけ坂」に(上段写真)。
この急坂を下れば、あとは京まで、道は比較的なだらかとなります。
思えば碓氷峠からここまで、山道につぐ山道でした。
実際に歩いてみて、
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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