朝の小川で、こがね色の鯉に逢ふ。混迷ばかりを招くいまの浮世なれど、おそらく自分につひては、さう消沈することもないと、励まされてゐるやうに感じる。これは、さう云ふことなのだ。 . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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