迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

曇秋雨袖。

2022-10-08 21:33:00 | 浮世見聞記


やうやく衣替へを済ませる。

夏物をしっかり天日干しにしてから仕舞ひたいものだが、この不快不順な天氣の連續ではそれも叶ひ難し、とにかく乾いたところでさっさと冬物に入れ替へる。



先日は柳家小三治、今回は八代目橘家圓蔵のCDが手に入る。



たまに足を運んでゐた寄席も、人災疫病禍を理由に完全に出かけなくなり、現在(いま)ではどんな噺家がゐるのか、すっかり疎くなった。

が、かうした名手の遺してくれた録音さへ聴いてゐれば、そんなことなど全く問題ではない。










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