郵便受けに、當年十月から郵便物配達の遅延を常態化させるとの予告状が入ってゐた。
ただし葉書と封書のみが対象で、日曜祝日のほか土曜日の配達を放棄、また平日の配達も24時間ほど遅延の予定云々。
目に見えて退化劣化していくニッポンの郵便事業。
目に見えて退化劣化していくニッポンの郵便事業。
“企業努力”の様子が、芥子粒ほども窺へぬ。
さうなると、もはや速達など何の意味も為さなくなるわけだが、それでも料金値下げといふ形でしぶとくカネを頂戴云々。
どうせなら、いっそ速達など廃止して、その代はりに普通郵便の料金を値下げしたら……、と思って、いまその料金がいくらなのかを知らないことに気が付く。
さう、私はいまや確定申告書を送る時以外、郵便を利用してゐないのだ。
さうだった、さうだった……。
なれば構はぬ、
勝手にやれ。