"Japan Times Weekly"10月4日号。
9月26日に83歳で亡くなったポール・ニューマンについての記事の中で、本人がTIME誌のインタビューで語ったことばが引用されていました。
"I desperately wanted to show him that somehow, somewhere along the line that I could cut the mustard"
20代で父親を亡くしたポール・ニューマン。
父親に成功した自分の姿を見てもらえなかったのは本当に心残りだったでしょうね。
"cut the mustard"は「期待に沿う」という意味。
「実践ビジネス英語」の7月16日放送のビニエットに出てきた表現でした。
イディオムの中でもとても印象に残る表現だったので、次にどこで会えるかなと楽しみでした。
でもポール・ニューマンの追悼記事で出会うなんて、悲しい再会でした。
1960年代に映画に夢中になり始めた私にとって、ポール・ニューマンは特別な意味を持つ役者でした。
「映画スター」と呼べる最後の人だった気がします。