1作目よりTillyの活躍が少なくて、ちょっと残念ですが、後半はもっと出番が多くなるのではと期待しています。
Poe woke to a mackerel sky.
"mackerel" はサバ。 "mackerel sky" はサバのような雲。
日本語でも同じように「さば雲」という言い方もあるようですが、私は
「いわし雲」の方が馴染みがあります。他にも「うろこ雲」、「ひつじ雲」とも呼ばれています。違いはあるらしいけど、私は雲が小さいと「いわし雲」、大き目だと「うろこ雲」と呼んでます。
これですね。
朝起きて、いわし雲を見上げるPoe。でも、イギリスでは"mackerel sky" って聞いて「いわし雲」とか「うろこ雲」のことだってわかるくらい認識されているんだろうか。
その後に
:rows of rippling clouds that resembled fish scales.
(魚のうろこに似たさざ波のような雲)
という文が続いていたので、あっ、やっぱり説明が必要だよね、と納得しました。
これサンプルがすごく読みやすかったので、一緒に読んでいくことにしました。
オンラインで知り合った相手に初めてのデートをすっぽかされ、10年続けた仕事は昇進を見送られて辞めてしまい、どうやら母親とも何かトラブルを抱えていて、、、という八方ふさがりの主人公Evie。
シェークスピアをこよなく愛するEvie はイギリスに行こう!と思い立ちます。
そして見つけたのが、"Much Ado About Books"という名前の本屋さん。
オーナーは部屋を貸すだけでなく、その書店の経営も任せてくれるという。
"Much Ado About Books" という書店の名前はシェークスピアの戯曲"Much Ado About Nothing"「空騒ぎ」からつけられたんでしょうね。
これは「運命だ!」と思いますよね。
"Black Summer"は決して読みにくいというわけではないんですが、やっぱり”Much Ado”のような本は気持ちがいいほどページが進みます。
このところちょっと時間のかかる本が続いたので、易しい本で志気を上げる。
「しきをあげる」は「式を挙げると」変換されたので、「志気を上げる」に訂正。
日本語を習っている人って、こういうの大変だろうなあ。
英語と韓国語も、がんばるよ!
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