The Mysterious Affair at Styles (Poirot) | |
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HarperCollins Publishers Ltd |
"Poirot and Me" より、やっぱり小説の方が先に読み終わりました。
DVDのレンタルが出たので、今日はこれを見ました。まだまだ続く、「ポワロ漬け」。
オリエント急行殺人事件 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray] | |
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
"Poirot and Me"の中に、こんなくだりがあります。
ポワロシリーズの撮影が始まる前に、ポワロのあの有名な髭を見せられた時の様子です。
Sadly, the moustaches I was offered were almost as wrong: far too big, drowning my face, so that I looked like a walrus - quite horrible.
walrus (セイウチ)と言ったら、最新版オリエント急行のこの髭でしょう!
スーシェポワロの髭にすかっり馴染んだファンにはこのブラナーポワロのセイウチ髭は、かなりびっくりでしょうね。
でもケネス・ブラナーの顔に、スーシェポワロの髭はあまり似合わない気もする。
1974年版ではローレンス・バコールが演じたハバード婦人役、今回はミシェル・ファイファー。オールキャストの出演者の中でも、おそらく一番のキーポイントになる役だと思うので、今回はどう演じるのかと思ってましたが、前回のローレン・バコールと同じ感想でした。
「ゴージャス」過ぎます。
この役は、もっと、もっと、おばさんぽくやってほしかった。
ミシェル・ファイファーに決まる前に、アンジェリーナ・ジョリーやシャーリーズ・セロンへの打診もあったらしい。それじゃ、ますますイメージから遠ざかる。
全てのキャストが原作のイメージ通りにならないのは承知していても、この役だけは譲れない。
でも、私のイメージ通りの、「おしゃべりな、アメリカ人のおばさん」にぴったりの女優さんを選んだら、宣伝効果が薄れるのも確か。
難しいなあ。
と、例によって、自称もんがらプロデューサーは悶々とするのでありました。
この映画、犯人を知らずに見ている人って、どれくらいいるもんなんだろう。
「スタスキー&ハッチ」見たいなあ。
Lilyさんもレコード買ったんですね!!
今日はスーシェ版の「オリエント急行」を見ました。前回見たときはそれほど感じなかったんですが、最新の映画版を見た後だと、ポワロの描き方が全く違うのが印象的でした。
なかなか理想的なハバード夫人は思いつかないですねえ。
でもこれからも「オリエント急行」は映像化されそうな気がするので、次に期待します。
見たはずなんですが全く記憶にないです。
録画が残っていたらもう1度見ます!
スーシェ版のハバード夫人はバーバラ・ハーシーでしたね。ミシェルファイファーよりは地味めでいい感じでしたが演技の記憶がないのでこれもまた見たいです。なんだかクリスティから抜け出せません(#^.^#)
ギャッドは本当にスターウォーズが好きなんでしょうね。デイジーにもう質問には答えないわよって動画で言われてたから多分あれこれ撮影のことを聞いていたんでしょうね。
オリエント急行を見ていた時、きっとお疲れだったのでしょう。また見ることがあってばっちもんがらさんの理想のハバード夫人が思い浮かんだらぜひ教えてください(^^♪
デイジー・リドリーの裏話を聞いたら、私もそのシーン見たくなりました。実はこの映画途中何度か眠ってしまって(!!)、何度か前に戻ったりしていたので、いまいち消化不良なんです。
私もナイルが映画化されたら、絶対見るなあ。
回顧録を読んで、スーシェ版では、被害者の役がエミリー・ブラントだったと知りました。「プラダを着た悪魔」より数年前なので、本当にデビューしたての頃だったんでしょうね。
ジョッシュ・ギャッド、スターウォーズファンだそうなので、デイジー・リドリーとの共演嬉しかったのよくわかります。
こういう映像を使ってのレッスンは大変だけど、勉強になりそう。
さきほどレンタルしたオリエント急行を見終わりました。最後のポアロの推理の場面で(トンネルの入り口?にずらっと横並びでしたね)ポアロが「本件の推理は2つ。1つ目は難しい。事実に反する部分がある。2つ目はあまりにも複雑だ」というセリフがありましたが、英語ではThere are two possible solutions to this crime. One difficult,because it fits with most but not all of the facts.... and one more complex.
となっていました。こちらのブログ記事でも登場したcomplex!!!最初がone difficultですからこのcomplexは形容詞ですよね多分。アクセントの強いポアロのセリフですが聞き取りやすい音だから気づけて良かったです。速いので他のセリフは字幕を出しても追えませんでしたが、ばっちもんがらさんが指摘されたように、彼らの切実な思いが伝わってきませんでした。映画館で観たときも感じましたが、早くからラチェットの正体をポアロが口にしたし、よく全容が見えたなとちょっと冷めて見てしまいました。インタビューでこんなことを言っていました。
「彼らと話し合いはしたけど、リハーサルはめったにしなかった。原作のフォーマルさの中に、自然さを見出したかった。例えば、ジョニー・デップとケーキを食べるシーンでは、ジョニーは50%くらいアドリブをしている。ただカメラを回して、いいシーンができるまで。でも彼はアドリブが素晴らしいだけじゃなく、何度も何度もケーキを食べなくちゃいけなくても、嫌な顔一つせずやってくれるから助かったよ(笑)。それに失敗したシーンも使ってるんだ。列車の外で、デイジー・リドリーと僕が会話をするシーンなんだけど、デイジーがセリフをド忘れてしまって。でも、カメラを回し続けた。一通り終えて、カメラを止めたら、彼女は「ごめんなさい」って謝ってきたんだけど、僕は「これだ! このテイクを使う」って(笑)
デイジーとのシーン、もう1度見直さないと!彼女、口元や声がちょっとキーラ・ナイトレイに似ているなと思いました。スターウォーズの予告で見る彼女はそうでもなかったのですがこの映画ではなんだか雰囲気が似ているなと。
なんだかんだ言って次回作のナイルに死すも見ると思います。ブラナーが来日時のインタビューで「このシリーズが続いていくのなら、事件ごとにポアロのキャラクターは変わっていくはずだ。“ポアロはこういうときは必ずこういう行動を取る”という風に固定された人物ではなく、事件ごとに学び変化していくと思っている。そのほうが娯楽としてもおもしろいからね」と言っていたのと他のキャストが誰になるのか気になりますから。客寄せのために有名女優などを使わないで欲しいところですが、そこはビジネスですからどうなりますか。
トーク番組などを取り上げている先生がNBCのTODAYのこの短い動画を提供してくれて来週話すのですが、
https://www.youtube.com/watch?v=HQdGywyq828
このアフリカ系の年配男性の英語はいつも私は聞き取りにくくて、マックイーン役のジョシュ・ギャッドの言っていることも分からない部分がけっこうあって落ち込みました。クリスティ大好き先生の映画の感想も聞けたらなと思っています。
見始めたらプロデューサーの女性が、
He dieted for probably about nine months to lose about two stone.
と言っていて、あ、彼女もstone を使っていると嬉しくなりました。
two stone だと13キロくらい痩せたってことですね。体重1キロ落とすのも大変なのに、役者さんてすごい。
運転手のSeanさんや奥様のSheilaさんも見られて満足です。いつも貴重な情報をありがとうございます。
https://www.youtube.com/watch?v=FX3ITew9Mpw
原作と登場人物が違っていて、ただでさえ名前を覚えにくいのに混乱した部分もあります。ウィリアム・デフォーが演じたハードマンは原作では教授ではなく私立探偵でしたね。ケネスがいるから私立探偵じゃなくしたのでしょうか。イングリット・バーグマンが演じたグレタ・オールソンはスペイン人のペネロペ・クルスですし、ショーン・コネリーが演じたアーバスノット大佐も今回は同じ名前でアフリカ系の医者になっていて原作のギリシャ人医師コンスタンティンと合わせたキャラクターになっていますよね。自動車セールスマンも原作のイタリア人からキューバ人に。近年白すぎるハリウッド映画と批判を浴びているらしいので、その辺も考慮してキャスティングしたのかなと思ったりしました。
ケネスのセイウチ髭について本人がインタビューで以下のように答えたようです。
英雑誌EMPIREのインタビューに応じたケネスは、口髭が大きな理由は原作者クリスティーの意図に従った結果だと話している。「原作小説の中でクリスティーがポワロの髭について言及している箇所を15箇所くらいあげることができるけど、その中では『巨大』『見事』『威厳に満ちた』といった風に描写されている」とケネス。さらに、アルバート版ポワロの髭を見たクリスティー本人とその夫が失望していたという話も持ち出し、クリスティーが描いていた髭はそれまでのものよりもっと大きいものだと強調した。
ケネスは続けて、ベルギー人の名探偵の髭が大きいことには心理的効果も期待できると主張。「ポワロはあの大きな髭を一種の隠れ蓑にしているんだ。髭を見た相手がそれで彼のことをバカにしたり見下したりして彼の探偵としての能力も軽んじれば、ポワロにとっては仕事がやりやすくなるのさ」と、舞台出身者らしい細やかな心理分析を披露している。
娘がデビッド・スーシェじゃないポアロは見ないと言い張るので1人でレンタルして見ることにしました。アルバート・フィニーのポアロはどうも苦手なので(吹き替えで見れば逆に落ち着いて見られるかも)私もやはりスーシェが1番、次はユスチノフかな。次も見ればブラナーポアロも好きになるかもしれません。
ケネス・ブラナー、本人が監督という特権を目いっぱい使ってるなあという印象でした。
全体的には、登場人物とアームストロング事件との関係が、あまり切実に伝わってきませんでした。74年版の時は、ラチェットを恨む気持ちが理解できたんですけど。
でも、豪華な列車、綺麗な雪景色、視覚的にはとても楽しめました。
私もスーシェが髭に言及した箇所を読んだときに今回のブラナーを見てどう感じたかなと思いました。原作のポアロを再現したいと考えに考えて出来上がったあのBBCポアロですものね。でもブラナーにしてみればスーシェポアロとは別の新しいポアロを作りたかったでしょうから、あえてあそこまでしたのでしょうか。スーシェの回顧録を読んでたりして(^.^)
ハーバート夫人は何歳くらいの設定でしたっけ?確かにファイファーは華やか過ぎるかな。今回はちょっと色目を使われる役でしたよね。おしゃべりなおばちゃんのイメージだとシャーリーマクレーンとかキャシーベイツとかリリートムリンが浮かびますが年齢が行き過ぎかなぁ。ジュディデンチの年齢と重厚さに近くならないよう対比として華やかな美人をキャスティングしたのかなと思ってみたりしました。
ブラナーポアロはアクションも見せていてビックリしました。ばっちもんがらさんは楽しまれましたか?次回作もしっかり匂わせて終わったのでまたアクティブなポアロになるのでしょうね。
日本版クリスティドラマ放送後やこの映画が公開された時に原作を知らないという人のコメントがちょこちょこありました。クリスティが古いのと若い世代だと本自体読まないのもあるのかもしれませんね。