あらっ? 夕暮れ刻の雨? いえ、みぞれだわ!
「ひゃッ! さぶゥいィ~!」
「がるるるぐる!」(←訳:真冬みたいだよ!)
いったい春さんはどこに寄り道しちゃってるんでしょう……
今日も寒~い東京・多摩地方から、
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるるー!」(←訳:虎ですー!)
東京や神奈川も寒~いんですけれど、
本日ご紹介いたしますのは、
冬の寒さではここも相当なものよ!と言われる街を舞台にした物語です。
こちらを、どうぞ~!
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―― 小説 リトル・チャロ ――
著者は、わかぎゑふ さん、2009年6月に発行されました。
題名に『小説』と付されているのは、
この御本が、以前にNHKで放送された英語番組『リトル・チャロ』を
原作としているためです。
「あッ! テディちゃ、おぼえてまスゥ!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:ボクも聞いたことあるよ!)
著者のわかぎさんは、TV番組の原作を担当し、
さらに、この小説版をも手がけました。
似て異なるTV版と小説版に
共通する主人公は――
子犬のチャロくん。
チャロ、という名の由来は、
耳が茶色と白だから、チャロ。
ええ、チャロくん、
父犬や母犬の家系が明瞭に分かる血統書付の純血種犬ではないんです。
まだら模様が目立つ、雑種犬。
公園の片隅、ダンボール箱に入れられて、
捨てられていた幼いワンコが
チャロくんでした……。
「むッ!
こうえんにィ、ゆきがァ、ふッてきたでス!」
「がるがるるるぐる!」(←訳:仔犬が凍えちゃうよ!)
凍える仔犬を拾い、
お家へ連れ帰ったのが、
八歳の少年・翔太(しょうた)くん。
チャロ、と名付けたのも翔太くんです。
「ふゥ~、よかッたでスねッ!」
「ぐるぐるがるるる!」(←訳:良い同居人に巡り会えて!)
そののちは、翔太くんと過ごす楽しい日々……のハズが!
チャロくんをパニックが襲います。
なにこれっ?
どうなってるのっ??
翔太はどこ!?!
チャロくん、迷子になってしまいました。
その場所というのが、
こともあろうにニューヨークのJFK空港!
「なんでェにゅーよーくゥ!」
「ぐるぐるぐるるー!」(←訳:なんで空港なのー!)
しょうがないじゃありませんか。
チャロくん、翔太くんとともに
合衆国を旅行している最中だったんですから。
手違いで空港に残され、
翔太くんと完全にはぐれてしまったチャロくんの、
NYでの迷い犬生活が始まりました――
「ううッ、まいごはァ、こころぼそいィものでスゥ~」
「ぐるるがる~…」(←訳:つらいよね~…)
この世には、
ハッピーエンドになって欲しい!
なんとしても幸福な結末を迎えてくれなくちゃ!
と観る者・読む者が祈らずにいられなくなる物語があるものですが、
チャロくんのお話も
そんな思いを抱かせる《冒険譚》です。
放送直後から大人気となり、
現在は『リトル・チャロ2』も制作されて、
またまた好感度アップのチャロくん!
TVのチャロくんファンの方々、
こちらの小説版も、ぜひ一読を!
「ざッしゅだッてェ、まけないさッ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:跳ね返せ逆境を!)
「ひゃッ! さぶゥいィ~!」
「がるるるぐる!」(←訳:真冬みたいだよ!)
いったい春さんはどこに寄り道しちゃってるんでしょう……
今日も寒~い東京・多摩地方から、
こんにちは、ネーさです。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「ぐるるー!」(←訳:虎ですー!)
東京や神奈川も寒~いんですけれど、
本日ご紹介いたしますのは、
冬の寒さではここも相当なものよ!と言われる街を舞台にした物語です。
こちらを、どうぞ~!
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―― 小説 リトル・チャロ ――
著者は、わかぎゑふ さん、2009年6月に発行されました。
題名に『小説』と付されているのは、
この御本が、以前にNHKで放送された英語番組『リトル・チャロ』を
原作としているためです。
「あッ! テディちゃ、おぼえてまスゥ!」
「ぐるがるぐるる!」(←訳:ボクも聞いたことあるよ!)
著者のわかぎさんは、TV番組の原作を担当し、
さらに、この小説版をも手がけました。
似て異なるTV版と小説版に
共通する主人公は――
子犬のチャロくん。
チャロ、という名の由来は、
耳が茶色と白だから、チャロ。
ええ、チャロくん、
父犬や母犬の家系が明瞭に分かる血統書付の純血種犬ではないんです。
まだら模様が目立つ、雑種犬。
公園の片隅、ダンボール箱に入れられて、
捨てられていた幼いワンコが
チャロくんでした……。
「むッ!
こうえんにィ、ゆきがァ、ふッてきたでス!」
「がるがるるるぐる!」(←訳:仔犬が凍えちゃうよ!)
凍える仔犬を拾い、
お家へ連れ帰ったのが、
八歳の少年・翔太(しょうた)くん。
チャロ、と名付けたのも翔太くんです。
「ふゥ~、よかッたでスねッ!」
「ぐるぐるがるるる!」(←訳:良い同居人に巡り会えて!)
そののちは、翔太くんと過ごす楽しい日々……のハズが!
チャロくんをパニックが襲います。
なにこれっ?
どうなってるのっ??
翔太はどこ!?!
チャロくん、迷子になってしまいました。
その場所というのが、
こともあろうにニューヨークのJFK空港!
「なんでェにゅーよーくゥ!」
「ぐるぐるぐるるー!」(←訳:なんで空港なのー!)
しょうがないじゃありませんか。
チャロくん、翔太くんとともに
合衆国を旅行している最中だったんですから。
手違いで空港に残され、
翔太くんと完全にはぐれてしまったチャロくんの、
NYでの迷い犬生活が始まりました――
「ううッ、まいごはァ、こころぼそいィものでスゥ~」
「ぐるるがる~…」(←訳:つらいよね~…)
この世には、
ハッピーエンドになって欲しい!
なんとしても幸福な結末を迎えてくれなくちゃ!
と観る者・読む者が祈らずにいられなくなる物語があるものですが、
チャロくんのお話も
そんな思いを抱かせる《冒険譚》です。
放送直後から大人気となり、
現在は『リトル・チャロ2』も制作されて、
またまた好感度アップのチャロくん!
TVのチャロくんファンの方々、
こちらの小説版も、ぜひ一読を!
「ざッしゅだッてェ、まけないさッ!」
「がるぐるがるる!」(←訳:跳ね返せ逆境を!)