テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

青空に、ななついろ。

2011-03-25 23:03:24 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 ふぅ~、怖ろしい夜間の計画停電がさきほど終了しましたよ。

「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるるー!ぐるるる~」(←訳:虎ですー!肩こった~)

 では、凝り固まった肩を温めてくれるこちらの作品を、
 本日は御紹介いたしましょう!
 じゃじゃん!

  


 
               ―― IT'S A WONDERFUL WORLD ――


 
 著者はMR.CHILDRENさん、2002年に発行されました。
 ええ、あらためて説明の必要もないかと存じまするが――

「みすちるゥだッ♪ さくらいィさんだッ♪」
「がるるる!」(←訳:あの歌声!)

 先日は、クレモンティーヌさんの『アニメンティーヌ』を御紹介し、
 フランス語で歌われる『上を向いて歩こう』を話題にしましたが、
 このアルバムに収録されている或る楽曲も、
 丸めていた背筋を
 しゃん!
 と思わず伸ばさせる“チカラ”を
 聴き手の内部から引き出してくれるかのようです。

   『蘇生』

 まるで虹が、
 大きな光の弧が、
 プリズムのアーチが、
 目前に凛然と立ち現われる、
 そんな情景を想わせる歌――

「ふァいッ!
 テディちゃ、うたえェまス!
 ♪なんどでもォ♪なんどでもォ♪」
「♪がるがるるっるぐるるるー♪」(←訳:♪僕は生まれ変わって行けるー♪)

 ミスチルの皆さんが歌う《虹》は
 どんな虹でしょうか。

 朝方の?
 夏の夕暮れの?
 梅雨の晴れ間の?

 山の上の虹でしょうか。
 雲の間の虹でしょうか。
 海のはての、虹でしょうか。

 日本かな?
 足元に溶岩が転がるハワイの虹かな?

 おもいめぐらしながら、
 
 
       ――明日の声に耳を澄ませる――


「こころにィ、にじをォ!」
「ぐるるるがるる!」(←訳:ひかりの橋を!)

 人工の闇=停電の日々が終わったあとには、
 どうか、
 大きな虹も、
 青く明るい空も、
 待っていてくれますように。
コメント
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