「うぴゃーッ!」(←いきなりのバク転!)
「がるーっ!」(←ガルっと空中三回転!)
きゃーっ!(←ネーさ、蹴り飛ばされました)
あ痛たたた、いたたっ、うぅ~…。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるぐるぐるるがる!」(←訳:虎です!運動不足解消しよう!)
「つぎはァ、だんすゥ!」
こ、こんにちは、ネーさです。
雨で外出できず、イラつきがちなクマとトラが暴れております。
いえ、本当は、この御本の影響を受けちゃったのかも知れませんね。
活字マニアさんは、影響され過ぎないよう用心しつつ、
こちらを、どうぞ~!

―― 源内なかま講 ――
著者は高橋克彦さん、2011年5月に発行されました。
『だましゑ歌麿』に始まる人気の『だましゑ』シリーズ第5作となるこの御本は
ちょこっと不思議なロードムーヴィー風!
「ふァいッ!
おえどじだいィのォ、ものがたりッ!」
「がるるっぐるるっ!」(←訳:だからぁ宙返りっ!)
『だましゑ』シリーズの重要なキャラクターさんの一人が、
蘭陽(らんよう)さんという、
もとは役者さんだった美貌のおにいさん。
前作『蘭陽きらら舞』では
事実上、主人公として物語を動かしました。
狭い場所で、高いところで、
トンボを切る切る!
身も軽く、舞い、跳ぶ!
役者さんらしいアクロバティックな所作は、お手のもの!
「ふァいッ!
えいきょうゥ、されましたッ♪」
「ぐるぐるがるるるー!」(←訳:カッコいいもんねー!)
今作『源内なかま講』でも、
もちろん蘭陽さん、大事な役どころを担います。
けれど、真の主人公は――
長らく身を隠し、
世間からは亡くなったのだろうと思われている
平賀源内さん。
源内センセ、
センセを慕う人々の働きかけのおかげで、
晴れて公けの場に出ても構わぬ身となりました♪
「やッたねッ、せんせッ!」
「がるぐるるぐる!」(←訳:おめでとうです!)
源内センセの表舞台復帰にあたって、
蘭陽さんは奇策を立てます。
料亭をやろうじゃないか!
「りょうていィ~! いいなァ~!」
「ぐるぐるぐるがるるる!」(←訳:美味しいものいっぱい!)
いま借りている御屋敷を修繕して、
襖は歌麿さんたち人気絵師さんに描いてもらって、
腕利き料理人を引き抜いてきて、
そうだ!
料理を盛りつけるのは
源内センセが以前に創ったっていう
『源内焼』の器にしたらどうだろう?
評判をとること、間違いないよ!
張り切る蘭陽さん、
久しぶりの浮世に感慨深げな源内センセ、
危なかしいふたりを補佐するのは
『鉄ちゃん』こと若き日の北斎さん。
はたして、料亭オープンまでの山あり谷ありの難航路は……?
「しんぱいィでスゥ!」
「がるるぐるる?」(←訳:大丈夫かなあ?)
背景にあるのは
お江戸時代の“キング・オブ・賄賂”田沼意次の政治と、
緊縮財政&町人文化締め付けが強化された田沼後の政治模様。
近年は、
いやぁ悪いことばかりじゃなかったんじゃない?と
田沼政治への見直しが進んでいるようですね。
そんな大波小波の時代を庶民の視点から活写する
『だましゑ』シリーズ、
お江戸もの好きな御方、
歴史ミステリ好きさん、
そして
アタシ平賀源内マニアなんですぅ♪という御方に
おすすめの一冊です!
シリーズ未読の御方は、
話の流れをつかむためにも発行順に読破してくださいませ♪
「ではァ、さいごにィ、もういッかいィ、ばくてんッ!」
「がるるる!」(←訳:宙返りも!)
「とりゃりゃッ!」
「きゃーっ!!」(←ネーさ、再びブッ飛ばされました……)
「がるーっ!」(←ガルっと空中三回転!)
きゃーっ!(←ネーさ、蹴り飛ばされました)
あ痛たたた、いたたっ、うぅ~…。
「こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるぐるぐるるがる!」(←訳:虎です!運動不足解消しよう!)
「つぎはァ、だんすゥ!」
こ、こんにちは、ネーさです。
雨で外出できず、イラつきがちなクマとトラが暴れております。
いえ、本当は、この御本の影響を受けちゃったのかも知れませんね。
活字マニアさんは、影響され過ぎないよう用心しつつ、
こちらを、どうぞ~!

―― 源内なかま講 ――
著者は高橋克彦さん、2011年5月に発行されました。
『だましゑ歌麿』に始まる人気の『だましゑ』シリーズ第5作となるこの御本は
ちょこっと不思議なロードムーヴィー風!
「ふァいッ!
おえどじだいィのォ、ものがたりッ!」
「がるるっぐるるっ!」(←訳:だからぁ宙返りっ!)
『だましゑ』シリーズの重要なキャラクターさんの一人が、
蘭陽(らんよう)さんという、
もとは役者さんだった美貌のおにいさん。
前作『蘭陽きらら舞』では
事実上、主人公として物語を動かしました。
狭い場所で、高いところで、
トンボを切る切る!
身も軽く、舞い、跳ぶ!
役者さんらしいアクロバティックな所作は、お手のもの!
「ふァいッ!
えいきょうゥ、されましたッ♪」
「ぐるぐるがるるるー!」(←訳:カッコいいもんねー!)
今作『源内なかま講』でも、
もちろん蘭陽さん、大事な役どころを担います。
けれど、真の主人公は――
長らく身を隠し、
世間からは亡くなったのだろうと思われている
平賀源内さん。
源内センセ、
センセを慕う人々の働きかけのおかげで、
晴れて公けの場に出ても構わぬ身となりました♪
「やッたねッ、せんせッ!」
「がるぐるるぐる!」(←訳:おめでとうです!)
源内センセの表舞台復帰にあたって、
蘭陽さんは奇策を立てます。
料亭をやろうじゃないか!
「りょうていィ~! いいなァ~!」
「ぐるぐるぐるがるるる!」(←訳:美味しいものいっぱい!)
いま借りている御屋敷を修繕して、
襖は歌麿さんたち人気絵師さんに描いてもらって、
腕利き料理人を引き抜いてきて、
そうだ!
料理を盛りつけるのは
源内センセが以前に創ったっていう
『源内焼』の器にしたらどうだろう?
評判をとること、間違いないよ!
張り切る蘭陽さん、
久しぶりの浮世に感慨深げな源内センセ、
危なかしいふたりを補佐するのは
『鉄ちゃん』こと若き日の北斎さん。
はたして、料亭オープンまでの山あり谷ありの難航路は……?
「しんぱいィでスゥ!」
「がるるぐるる?」(←訳:大丈夫かなあ?)
背景にあるのは
お江戸時代の“キング・オブ・賄賂”田沼意次の政治と、
緊縮財政&町人文化締め付けが強化された田沼後の政治模様。
近年は、
いやぁ悪いことばかりじゃなかったんじゃない?と
田沼政治への見直しが進んでいるようですね。
そんな大波小波の時代を庶民の視点から活写する
『だましゑ』シリーズ、
お江戸もの好きな御方、
歴史ミステリ好きさん、
そして
アタシ平賀源内マニアなんですぅ♪という御方に
おすすめの一冊です!
シリーズ未読の御方は、
話の流れをつかむためにも発行順に読破してくださいませ♪
「ではァ、さいごにィ、もういッかいィ、ばくてんッ!」
「がるるる!」(←訳:宙返りも!)
「とりゃりゃッ!」
「きゃーっ!!」(←ネーさ、再びブッ飛ばされました……)