こんにちは、ネーさです。
週末は列島のあちこちで大雨模様でしたが、
どうか、皆さま、御無事でありますように!
「こんにちわッ、テディちゃでス! おおあめッ、こわいィでス!」
「ぐるる!がるがるがるー!」(←訳:虎です!せめて小雨でー!)
本日の読書タイムで御紹介いたしますのは、
ちょっとやそっとの雨風にはビクともしそうにない、
頼もしい屋根を持った建物さんたちを巡る一冊です。
さあ、こちらを、どうぞ~!
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―― 巨匠の宿 ――
著者は稲葉なおとさん、2004年5月に発行されました。
『Lodgings from the Masters』と英題名が付されています。
「きょしょうッてェ、だァれッ??」
「ぐるぐるるるがるる~…?」(←訳:建築の巨匠っていうと~…?)
そうね、この御本で取り上げられている巨匠さんは、
20世紀の建築家といえばこの御方でしょ!のル・コルビュジェさん。
『プリンセス・トヨトミ』でもフューチャーされた辰野金吾さん。
いまや日本の顔?な安藤忠雄さん。
日本とは深い係わりをもつフランク・ロイド・ライトさん。
昭和の偉大なる作庭家・重森三玲さん。
民藝運動で有名な河合寛次郎さん。
ふぅ~、まだまだ大勢おられるわよ。
丹下健三さん、
磯崎新さん、
伊東忠太さん、
日本画家の竹内栖鳳さん……!!
「ぷはッ!
きらぼしィ、でスねッ!」
「ぐるがるがるー!」(←訳:確かに巨匠だー!)
かくも名だたる巨匠さんたちが、作った《宿(やど)》?
つまり、ホテルとか旅館とかの、泊まるところ?
いえ、よ~く考えてみると、
不思議なことではないんですよね。
建築の巨匠さんとはいえ、
いつもいつも、
空港や国立美術館や、
博物館やら市庁舎やらの
どデカい建物を造っているわけじゃありません。
個人のお邸を作ることも、
旅館の施工をすることも、
公共の宿泊施設を設計することも、あるんです。
つまり、
ええっ!あの御方がここを!
と言いたくなっちゃう建物に、
意外にも簡単にお泊り出来ちゃう、んですね。
「うむゥ? ほんとにィ?」
「ぐるぐるるーぐる?」(←訳:会員制とかじゃないのー?)
はい、大丈夫ですよ♪
でももちろん、予約の電話はお忘れなく!
ただ、この御本の中で最も魅力的な、
そしてまた建築マニアさんの心を奪うに違いない或る施設――
ル・コルビュジェさん晩年の傑作『ラ・トゥーレット修道院』は
少々事情が異なるようです。
「しゅうどういんッ……!」
「ぐるるるるるがる?」(←訳:修道院に泊まれるの?)
フランスのリヨン市内から車で訳45分の場所にある『ラ・トゥーレット修道院』は
嘘じゃありません、
本物の修道院さん。
ですから、ホテルではありません。
ありませんが、宿泊者を受け入れては下さるので、
建築を学ぶ方々にとっては、
聖なる地ともいえましょうか。
そこここに、ル・コルビュジェさんの思想がありありと!
余分な機能を排した小さな空間、
飾りのない木製の家具、
部屋にはトイレもシャワーすらもない……。
「わわゥッ、ほんきィでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:媚びてない!)
いったいどんな感じなんでしょう、
ル・コルビュジェさんが創り上げたその空間は?
あんなかな?
こんなかな?と
想像力がざわめき始めます!
楽しく分かりやすい文章と
あざやかな写真が満載のこの御本、
残念ながら、現在は入手困難となっています。
古書店さんや図書館でお探しください!
建築好きさん、
それに旅行好きさんにも、ぜひのおすすめ!
巨匠さん設計のお宿に、
思わぬお値段で泊まれちゃうかもしれませんよ♪
「おりょうりもォ、おいしィそうッ♪」
「ぐるるるぐるがるるがるっ♪」(←訳:食いしん坊にもおすすめだっ♪)
週末は列島のあちこちで大雨模様でしたが、
どうか、皆さま、御無事でありますように!
「こんにちわッ、テディちゃでス! おおあめッ、こわいィでス!」
「ぐるる!がるがるがるー!」(←訳:虎です!せめて小雨でー!)
本日の読書タイムで御紹介いたしますのは、
ちょっとやそっとの雨風にはビクともしそうにない、
頼もしい屋根を持った建物さんたちを巡る一冊です。
さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 巨匠の宿 ――
著者は稲葉なおとさん、2004年5月に発行されました。
『Lodgings from the Masters』と英題名が付されています。
「きょしょうッてェ、だァれッ??」
「ぐるぐるるるがるる~…?」(←訳:建築の巨匠っていうと~…?)
そうね、この御本で取り上げられている巨匠さんは、
20世紀の建築家といえばこの御方でしょ!のル・コルビュジェさん。
『プリンセス・トヨトミ』でもフューチャーされた辰野金吾さん。
いまや日本の顔?な安藤忠雄さん。
日本とは深い係わりをもつフランク・ロイド・ライトさん。
昭和の偉大なる作庭家・重森三玲さん。
民藝運動で有名な河合寛次郎さん。
ふぅ~、まだまだ大勢おられるわよ。
丹下健三さん、
磯崎新さん、
伊東忠太さん、
日本画家の竹内栖鳳さん……!!
「ぷはッ!
きらぼしィ、でスねッ!」
「ぐるがるがるー!」(←訳:確かに巨匠だー!)
かくも名だたる巨匠さんたちが、作った《宿(やど)》?
つまり、ホテルとか旅館とかの、泊まるところ?
いえ、よ~く考えてみると、
不思議なことではないんですよね。
建築の巨匠さんとはいえ、
いつもいつも、
空港や国立美術館や、
博物館やら市庁舎やらの
どデカい建物を造っているわけじゃありません。
個人のお邸を作ることも、
旅館の施工をすることも、
公共の宿泊施設を設計することも、あるんです。
つまり、
ええっ!あの御方がここを!
と言いたくなっちゃう建物に、
意外にも簡単にお泊り出来ちゃう、んですね。
「うむゥ? ほんとにィ?」
「ぐるぐるるーぐる?」(←訳:会員制とかじゃないのー?)
はい、大丈夫ですよ♪
でももちろん、予約の電話はお忘れなく!
ただ、この御本の中で最も魅力的な、
そしてまた建築マニアさんの心を奪うに違いない或る施設――
ル・コルビュジェさん晩年の傑作『ラ・トゥーレット修道院』は
少々事情が異なるようです。
「しゅうどういんッ……!」
「ぐるるるるるがる?」(←訳:修道院に泊まれるの?)
フランスのリヨン市内から車で訳45分の場所にある『ラ・トゥーレット修道院』は
嘘じゃありません、
本物の修道院さん。
ですから、ホテルではありません。
ありませんが、宿泊者を受け入れては下さるので、
建築を学ぶ方々にとっては、
聖なる地ともいえましょうか。
そこここに、ル・コルビュジェさんの思想がありありと!
余分な機能を排した小さな空間、
飾りのない木製の家具、
部屋にはトイレもシャワーすらもない……。
「わわゥッ、ほんきィでスねッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:媚びてない!)
いったいどんな感じなんでしょう、
ル・コルビュジェさんが創り上げたその空間は?
あんなかな?
こんなかな?と
想像力がざわめき始めます!
楽しく分かりやすい文章と
あざやかな写真が満載のこの御本、
残念ながら、現在は入手困難となっています。
古書店さんや図書館でお探しください!
建築好きさん、
それに旅行好きさんにも、ぜひのおすすめ!
巨匠さん設計のお宿に、
思わぬお値段で泊まれちゃうかもしれませんよ♪
「おりょうりもォ、おいしィそうッ♪」
「ぐるるるぐるがるるがるっ♪」(←訳:食いしん坊にもおすすめだっ♪)