「あつゥうィ~…!
こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~…」
「がるるぅ~…ぐるる~!」(←訳:暑いよぅ~…虎です~!)
こんにちは、ネーさです。
今日の東京・多摩地域は、とぉ~っても暑うござんした。
皆さま、本気で熱中症に御用心を!
「ごくごくゥ、ぷはッ!
びーるがァ、んまいィッ!」
「がるぐるがる!」(←訳:それ麦茶だよ!)
未成年のお子ちゃまたちは、アルコール類は控えてね。
しかし、アルコールは我慢できても、
我慢できないのが活字欠乏症。
未成年であろうと大人だろうと、
活字がなくちゃココロの平穏が保てないわ~!
という御方は、さあ、こちらを、どうぞ~!
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―― かがみのもり ――
著者は大崎梢さん、2011年3月に発行されました。
この御本は、大人の読者さんも歓迎ですが、
少年少女を読者層とするジュブナイルブックであるためでしょう、
本文中の難しい漢字にはふりがなが付されており、
字体なども工夫されています。
「うむッ、よみやすいねッ!」
「がるるるぐるがるるるがる!」(←訳:小学校高学年からイケるぞ!)
ストーリーは、しかし、
お子ちゃま向けの手抜き、なんてことは決してありません。
一応はミステリですけれど、
サスペンスも盛りこまれた冒険もの、であるとも言えるのです。
主人公は、中学校教師の、片野厚介(かたの・こうすけ)さん。
片野先生、着任一年目の若い教師さんですので、
生徒さんも話しかけやすいのか、
今日も授業の後に、
先生~!
と、追いかけてくる人影がふたつ。
「わほッ!
じけんッでスねッ!」
「がるぐるる~がるるぐる…」(←訳:いや~まだ事件と決まった訳じゃ…)
笹井誠(ささい・まこと)くんと、
勝俣裕吾(かつまた・ゆうご)くんは、
不良ではないし不真面目でもない、
ごくフツーの、元気のいい生徒さんです。
そのふたりが、勿体ぶって先生に見せたのは……
ちょこっと不思議な御姿の狛犬さんと、
金色に輝くきれいな御宮の写真でした。
「おみやッ?」
「がるるーぐるぐる?」(←訳:神社のお宮のことー?)
金箔で覆われた社(やしろ)、
社の内部に描かれた花鳥画の装飾、
そのあまりの美々しさに、
片野先生は呆然となってしまいます。
この町に、
これほど見事な御宮なんて、あったかな?
聞いたことも見たこともないけど?
実は片野先生、
生家が神社さんなのです。
神事を身近に見て育った経験から、
ただならぬものを感じました。
仕事が終わったその足で、
片野先生が向かったのは
香我美山(かがみやま)。
問題の、金ぴかの御社は、
この山のどこかにあると思われますが……
「おやまッ、ひろーいッでスゥ!」
「ぐるがるるるーがる!」(←訳:道は険しいしー!)
「あしがァ、いたいィ~ッ」
お山が抱える秘密に、
先生と生徒さんたちは体当たり!
特に、終盤の展開は手に汗握っちゃいますよ♪
歴史小説、大河ドラマなどを読み&観ていると
自然とお寺社さんに関する知識と接することになりますが、
この御本では
かつては馴染み深かった
《うらやまの神社さん》
が新しい角度から描かれています。
大崎さんの『配達あかすきん』シリーズファンの方々、
日頃ジュブナイルものを敬遠しちゃってる活字マニアさんにも
おすすめの一冊ですよ~♪
「のぼれッ、うらやまァ!
えいさッ、こらさッ!」
「がるっぐるるーっ!」(←訳:あっ蛇がーっ!)
「うきゃああァァァッ!!!」(←猛逃走!)
こんにちわゥ、テディちゃでスゥ~…」
「がるるぅ~…ぐるる~!」(←訳:暑いよぅ~…虎です~!)
こんにちは、ネーさです。
今日の東京・多摩地域は、とぉ~っても暑うござんした。
皆さま、本気で熱中症に御用心を!
「ごくごくゥ、ぷはッ!
びーるがァ、んまいィッ!」
「がるぐるがる!」(←訳:それ麦茶だよ!)
未成年のお子ちゃまたちは、アルコール類は控えてね。
しかし、アルコールは我慢できても、
我慢できないのが活字欠乏症。
未成年であろうと大人だろうと、
活字がなくちゃココロの平穏が保てないわ~!
という御方は、さあ、こちらを、どうぞ~!

―― かがみのもり ――
著者は大崎梢さん、2011年3月に発行されました。
この御本は、大人の読者さんも歓迎ですが、
少年少女を読者層とするジュブナイルブックであるためでしょう、
本文中の難しい漢字にはふりがなが付されており、
字体なども工夫されています。
「うむッ、よみやすいねッ!」
「がるるるぐるがるるるがる!」(←訳:小学校高学年からイケるぞ!)
ストーリーは、しかし、
お子ちゃま向けの手抜き、なんてことは決してありません。
一応はミステリですけれど、
サスペンスも盛りこまれた冒険もの、であるとも言えるのです。
主人公は、中学校教師の、片野厚介(かたの・こうすけ)さん。
片野先生、着任一年目の若い教師さんですので、
生徒さんも話しかけやすいのか、
今日も授業の後に、
先生~!
と、追いかけてくる人影がふたつ。
「わほッ!
じけんッでスねッ!」
「がるぐるる~がるるぐる…」(←訳:いや~まだ事件と決まった訳じゃ…)
笹井誠(ささい・まこと)くんと、
勝俣裕吾(かつまた・ゆうご)くんは、
不良ではないし不真面目でもない、
ごくフツーの、元気のいい生徒さんです。
そのふたりが、勿体ぶって先生に見せたのは……
ちょこっと不思議な御姿の狛犬さんと、
金色に輝くきれいな御宮の写真でした。
「おみやッ?」
「がるるーぐるぐる?」(←訳:神社のお宮のことー?)
金箔で覆われた社(やしろ)、
社の内部に描かれた花鳥画の装飾、
そのあまりの美々しさに、
片野先生は呆然となってしまいます。
この町に、
これほど見事な御宮なんて、あったかな?
聞いたことも見たこともないけど?
実は片野先生、
生家が神社さんなのです。
神事を身近に見て育った経験から、
ただならぬものを感じました。
仕事が終わったその足で、
片野先生が向かったのは
香我美山(かがみやま)。
問題の、金ぴかの御社は、
この山のどこかにあると思われますが……
「おやまッ、ひろーいッでスゥ!」
「ぐるがるるるーがる!」(←訳:道は険しいしー!)
「あしがァ、いたいィ~ッ」
お山が抱える秘密に、
先生と生徒さんたちは体当たり!
特に、終盤の展開は手に汗握っちゃいますよ♪
歴史小説、大河ドラマなどを読み&観ていると
自然とお寺社さんに関する知識と接することになりますが、
この御本では
かつては馴染み深かった
《うらやまの神社さん》
が新しい角度から描かれています。
大崎さんの『配達あかすきん』シリーズファンの方々、
日頃ジュブナイルものを敬遠しちゃってる活字マニアさんにも
おすすめの一冊ですよ~♪
「のぼれッ、うらやまァ!
えいさッ、こらさッ!」
「がるっぐるるーっ!」(←訳:あっ蛇がーっ!)
「うきゃああァァァッ!!!」(←猛逃走!)