こんにちは、ネーさです。
今日のことです、JR八王子駅構内を歩いていましたら、
不思議な、え~、不思議な……これって、いったい何なの~???
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「おぽぽぷッ♪
こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるるぐるがるー?」(←訳:虎です!丸くて青いねー?)
「おほんッ!
みなさまッ、こちらはァ『いくべぇ』くんでス!」
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『いくべぇ』くん?
おお、調べてみましたら……このキャラちゃんは、
青森県観光連盟さんのキャンペーンキャラクターちゃんなのですね。
んまあ~…
私ネーさ、色々なキャラちゃんたちを拝見してまいりましたが、
ここまでストーンとゆるいキャラちゃんは珍しいわね。
「いいのでス! あおくてェ、もりもりッ!」
「ぐるるがるるるっ!」(←訳:元気ももりもりっ!)
では、青森県さんへエールを送る意味も込めて、
本日は、かつて青森方面への玄関口として
名を馳せた町の物語を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
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―― ホテルパラダイス銀河 ――
著者は加藤実秋さん、2011年3月に発行されました。
ホストクラブを舞台にした『クラブインディゴ』シリーズで人気の加藤さんが
この御本で描いているのは……上野の町!
「うえのォ~♪ うえのォ~♪」(←アナウンス風に)
「がるるぐるがるるる~ぐる♪」(←訳:白線の内側までお下がりください~♪)
お江戸の昔から、
明治、大正、昭和に平成と、
栄えてきた町・上野。
最近はパンダちゃんたちもやって来て、
新たな脚光を浴びていますね。
私ネーさも、上野は大好き!
美術館、博物館、動物園を巡ったり、アメ横でお買い物するのも楽しいし、
あらゆる言語が飛び交って、
インターナショナル度は都内でもトップクラスでしょう。
そんなふうに今日も賑やかな、
上野の駅改札のパンダ像前で、ひとり、
人待ち顔にたたずむ少年がおりました。
「じもとのォ、ひとかなァ?」
「がる~ぐるぐる~…」(←訳:う~ん、たぶんあれは~…)
西島京志(にしじま・きよし)くん、十八歳。
郷里から東京に到着したばかりの、
つまりは、上京したての、新人おのぼりさんです。
いよいよ東京での生活が始まる!
大学入学を控え、
京志くんの胸は熱く燃えています!
と、言いたいところですが……。
「むむッ? わけありィ、でスかッ?」
「がるぐるるー?」(←訳:どうしたのー?)
京志くん、苦学生の身の上なのです。
家庭の事情で一度は大学進学を諦め、
でも遠い親戚の知人さんからの援助が彼を救いました。
経営するホテルで
住込みで働いてくれるなら、
入学金と授業料はこちらが負担しよう――
親戚の知人?
誰だろう、それ?
聞いたこともないけど??
「えッ?そうなのォ?」
「がるる…ぐるる!」(←訳:それは…不安だ!)
大学に合格し、
東京に来てはみたけれど、
ホテルって……ここ?
なんだかホテルの概念を超えちゃったようなホテル、
みたいだけど……どうしよう??
「にげまスかッ♪」
「ぐるるっ♪」(←訳:最速でっ♪)
歴史はあるらしいのですが、
妙にいわくありそうな、なさそうな、
不思議なホテルの205号室が
京志くんの東京での住まいとなりました。
ホテルの名は『ホテルパラダイス銀河』。
京志くんがこのホテルで出会う《東京》の物語とは――?
さあ、上野の不忍池のほとり、
いまの季節は大そう美しいハスのお花が窓から見えるこのホテルへ、
活字マニアさん、
上野大好き派さんは、
ぜひチェックインを!
「ぱんだけんぶつのォ、あとにはァ♪」
「がるぐるるぐあるがるる!」(←訳:パラダイスからハス花の見物もね!)
今日のことです、JR八王子駅構内を歩いていましたら、
不思議な、え~、不思議な……これって、いったい何なの~???
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「おぽぽぷッ♪
こんにちわッ、テディちゃでス!」
「がるる!ぐるるぐるがるー?」(←訳:虎です!丸くて青いねー?)
「おほんッ!
みなさまッ、こちらはァ『いくべぇ』くんでス!」
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『いくべぇ』くん?
おお、調べてみましたら……このキャラちゃんは、
青森県観光連盟さんのキャンペーンキャラクターちゃんなのですね。
んまあ~…
私ネーさ、色々なキャラちゃんたちを拝見してまいりましたが、
ここまでストーンとゆるいキャラちゃんは珍しいわね。
「いいのでス! あおくてェ、もりもりッ!」
「ぐるるがるるるっ!」(←訳:元気ももりもりっ!)
では、青森県さんへエールを送る意味も込めて、
本日は、かつて青森方面への玄関口として
名を馳せた町の物語を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
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―― ホテルパラダイス銀河 ――
著者は加藤実秋さん、2011年3月に発行されました。
ホストクラブを舞台にした『クラブインディゴ』シリーズで人気の加藤さんが
この御本で描いているのは……上野の町!
「うえのォ~♪ うえのォ~♪」(←アナウンス風に)
「がるるぐるがるるる~ぐる♪」(←訳:白線の内側までお下がりください~♪)
お江戸の昔から、
明治、大正、昭和に平成と、
栄えてきた町・上野。
最近はパンダちゃんたちもやって来て、
新たな脚光を浴びていますね。
私ネーさも、上野は大好き!
美術館、博物館、動物園を巡ったり、アメ横でお買い物するのも楽しいし、
あらゆる言語が飛び交って、
インターナショナル度は都内でもトップクラスでしょう。
そんなふうに今日も賑やかな、
上野の駅改札のパンダ像前で、ひとり、
人待ち顔にたたずむ少年がおりました。
「じもとのォ、ひとかなァ?」
「がる~ぐるぐる~…」(←訳:う~ん、たぶんあれは~…)
西島京志(にしじま・きよし)くん、十八歳。
郷里から東京に到着したばかりの、
つまりは、上京したての、新人おのぼりさんです。
いよいよ東京での生活が始まる!
大学入学を控え、
京志くんの胸は熱く燃えています!
と、言いたいところですが……。
「むむッ? わけありィ、でスかッ?」
「がるぐるるー?」(←訳:どうしたのー?)
京志くん、苦学生の身の上なのです。
家庭の事情で一度は大学進学を諦め、
でも遠い親戚の知人さんからの援助が彼を救いました。
経営するホテルで
住込みで働いてくれるなら、
入学金と授業料はこちらが負担しよう――
親戚の知人?
誰だろう、それ?
聞いたこともないけど??
「えッ?そうなのォ?」
「がるる…ぐるる!」(←訳:それは…不安だ!)
大学に合格し、
東京に来てはみたけれど、
ホテルって……ここ?
なんだかホテルの概念を超えちゃったようなホテル、
みたいだけど……どうしよう??
「にげまスかッ♪」
「ぐるるっ♪」(←訳:最速でっ♪)
歴史はあるらしいのですが、
妙にいわくありそうな、なさそうな、
不思議なホテルの205号室が
京志くんの東京での住まいとなりました。
ホテルの名は『ホテルパラダイス銀河』。
京志くんがこのホテルで出会う《東京》の物語とは――?
さあ、上野の不忍池のほとり、
いまの季節は大そう美しいハスのお花が窓から見えるこのホテルへ、
活字マニアさん、
上野大好き派さんは、
ぜひチェックインを!
「ぱんだけんぶつのォ、あとにはァ♪」
「がるぐるるぐあるがるる!」(←訳:パラダイスからハス花の見物もね!)