こんにちは、ネーさです。
……あら? どこからか良い香りが……?
「こんにちわッ、テディちゃでス!
くんくんッ! うむッ、これはァ、むぎちゃッ!」
「がるる!がるるがるぐるるるがるるー!」(←訳:虎です!どこかのお家で麦茶を作ってるんだ!)
昔ながらの、煮出す方法で麦茶を作っている香り、なのね。
風情があって、美味しそうで、ステキだわ~♪
手間はかかるけれど、読書タイムの合間に、やってみようかしら?
「ふァいッ! かんげいッ、けんげいッ!」
「がるぐる~♪」(←訳:大歓迎~♪)
では、麦茶製作の前に、ますはこちら!
本日の一冊を、どうぞ~!
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―― 死をもちて赦されん ――
著者はピーター・トレメインさん、原著は1994年に、日本語文庫版は2011年1月に発行されました。
拙ブログで幾度か御紹介しております《修道女フィデルマ》シリーズの、
そもそもの第一作に当たる作品です。
『赦されん』は『ゆるされん』とお読み下さいね。
「ふァ~、わだいのォおねえさんッ、とうじょうッ!でスねッ」
「がるるぐるがるる!」(←訳:7世紀の修道女さん!)
舞台は7世紀のアイルランド、
主人公は『キルデアのフィデルマ』と呼ばれる修道女さん。
修道女フィデルマさんは、
ドーリィーという、弁護士の資格を有する才女さんでもあります。
その才を駆使し、
教会絡みの不思議な出来事、事件、訴訟などを
解明&解決する物語が《修道女フィデルマ》シリーズ。
本家の英語圏では高い人気を誇り、
既に第18作が刊行されていると聞きますが、
シリーズの第一作、
修道女フィデルマさんが、お初に登場!の作品は
日本では6番目に訳出&今年の1月に刊行されたこの御本なんですね。
これこそ、長編第一作!
「ややこしィッ!」
「がるるるっ!」(←訳:フクザツぅ!)
ややこしいんですけど、
おかげで、フィデルマさんが生きる時代がどのようなものなのか、
読み手は理解しやすくなりました。
現代とは大きく違う、
昔むか~しの、異国の風習、宗教、文化、法律……。
でも、ちょっと驚いてしまうことに、
この作品の舞台は、フィデルマさんの国・アイルランドではありません。
フィデルマさん、
招請されて、現代でいうブリテン島(イングランド)にやって来たのです。
ノーサンブリア王が采配する教会会議が、
いままさに始まろうとしていました。
歴史的な会議の主題は、
アイルランド系アイオナ派か、
ローマ派か、
同じキリスト教でも暦や祭事の設定が異なるふたつの派の、
どちらを王は選択するのか――?
「それもォ、ややこしィ!」
「がるぐるがるがる!」(←訳:ややこし過ぎるよ!)
当事者たちにとっても混乱と口論の尽きぬ会議の、
アイルランド・カトリック教会側の法的な助言者として、
フィデルマさんは参加することになったのです。
が、法的な助言を述べるよりも前に。
事件が起こりました。
先ずこの事件を解決せぬことには会議も行えん!と考えた王さまは、
フィデルマさんに調査を命じます。
「ふむふむッ!
おうさまのォ、かんがえはァ、ごもッともォ!」
「がるぐるがるるるる!」(←訳:そこはややこしくないね!)
母国アイルランドとは、何かにつけ勝手が違うこの国で、
制約を課されつつも、
調査と推理にとりかかるフィデルマさん。
犯人は……判明するのでしょうか?
ややこし~い時代ミステリじゃん?と敬遠せず、
ミステリ好きさん、
時代もの好きさんはぜひ挑戦を!
当時のアイルランドは文化先進国だったんだわ!
それに比べて昔のイングランドの野蛮さはなんなの?
などなど、ビックリさせられる事柄がいっぱいです!
読んでハマっちゃう御方、多いそうですよ~♪
「いつのォ、じだいもォ!」
「がるぐるがるるーがるる!」(←訳:求められるは名探偵!)
活字マニアの皆さま、ハマりましょう!
……あら? どこからか良い香りが……?
「こんにちわッ、テディちゃでス!
くんくんッ! うむッ、これはァ、むぎちゃッ!」
「がるる!がるるがるぐるるるがるるー!」(←訳:虎です!どこかのお家で麦茶を作ってるんだ!)
昔ながらの、煮出す方法で麦茶を作っている香り、なのね。
風情があって、美味しそうで、ステキだわ~♪
手間はかかるけれど、読書タイムの合間に、やってみようかしら?
「ふァいッ! かんげいッ、けんげいッ!」
「がるぐる~♪」(←訳:大歓迎~♪)
では、麦茶製作の前に、ますはこちら!
本日の一冊を、どうぞ~!
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―― 死をもちて赦されん ――
著者はピーター・トレメインさん、原著は1994年に、日本語文庫版は2011年1月に発行されました。
拙ブログで幾度か御紹介しております《修道女フィデルマ》シリーズの、
そもそもの第一作に当たる作品です。
『赦されん』は『ゆるされん』とお読み下さいね。
「ふァ~、わだいのォおねえさんッ、とうじょうッ!でスねッ」
「がるるぐるがるる!」(←訳:7世紀の修道女さん!)
舞台は7世紀のアイルランド、
主人公は『キルデアのフィデルマ』と呼ばれる修道女さん。
修道女フィデルマさんは、
ドーリィーという、弁護士の資格を有する才女さんでもあります。
その才を駆使し、
教会絡みの不思議な出来事、事件、訴訟などを
解明&解決する物語が《修道女フィデルマ》シリーズ。
本家の英語圏では高い人気を誇り、
既に第18作が刊行されていると聞きますが、
シリーズの第一作、
修道女フィデルマさんが、お初に登場!の作品は
日本では6番目に訳出&今年の1月に刊行されたこの御本なんですね。
これこそ、長編第一作!
「ややこしィッ!」
「がるるるっ!」(←訳:フクザツぅ!)
ややこしいんですけど、
おかげで、フィデルマさんが生きる時代がどのようなものなのか、
読み手は理解しやすくなりました。
現代とは大きく違う、
昔むか~しの、異国の風習、宗教、文化、法律……。
でも、ちょっと驚いてしまうことに、
この作品の舞台は、フィデルマさんの国・アイルランドではありません。
フィデルマさん、
招請されて、現代でいうブリテン島(イングランド)にやって来たのです。
ノーサンブリア王が采配する教会会議が、
いままさに始まろうとしていました。
歴史的な会議の主題は、
アイルランド系アイオナ派か、
ローマ派か、
同じキリスト教でも暦や祭事の設定が異なるふたつの派の、
どちらを王は選択するのか――?
「それもォ、ややこしィ!」
「がるぐるがるがる!」(←訳:ややこし過ぎるよ!)
当事者たちにとっても混乱と口論の尽きぬ会議の、
アイルランド・カトリック教会側の法的な助言者として、
フィデルマさんは参加することになったのです。
が、法的な助言を述べるよりも前に。
事件が起こりました。
先ずこの事件を解決せぬことには会議も行えん!と考えた王さまは、
フィデルマさんに調査を命じます。
「ふむふむッ!
おうさまのォ、かんがえはァ、ごもッともォ!」
「がるぐるがるるるる!」(←訳:そこはややこしくないね!)
母国アイルランドとは、何かにつけ勝手が違うこの国で、
制約を課されつつも、
調査と推理にとりかかるフィデルマさん。
犯人は……判明するのでしょうか?
ややこし~い時代ミステリじゃん?と敬遠せず、
ミステリ好きさん、
時代もの好きさんはぜひ挑戦を!
当時のアイルランドは文化先進国だったんだわ!
それに比べて昔のイングランドの野蛮さはなんなの?
などなど、ビックリさせられる事柄がいっぱいです!
読んでハマっちゃう御方、多いそうですよ~♪
「いつのォ、じだいもォ!」
「がるぐるがるるーがるる!」(←訳:求められるは名探偵!)
活字マニアの皆さま、ハマりましょう!