こんにちは、ネーさです。
夏の終わり頃のような暑さが戻ってきたり、また涼しくなったり、
ヘンテコお天気が続いておりますね。
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!
みなさまッ、たいちょうにィ、きをつけてッ!」
「がるる!ぐるるぐるがるー!」(←訳:虎です!風邪予防してねー!)
もうそろそろ紅葉が本格的に始まってもいい時季だわね~♪と
お山を見上げる10月後半、
そんな日の読書タイムには、さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 駐在刑事 ――
著者は笹本稜平さん、単行本は2006年に、
画像の文庫版は2009年9月に発行されました。
テディちゃ、虎くん、
御本の表紙写真を見て、これはどこの風景を撮影したものなのか、
分かりますか?
「えェ~? これはァ~…みずうみィ、でスかァ??」
「ぐるがるがるるる~?」(←訳:山あいの湖かなあ~?)
ここはね、小河内貯水池(おごうちちょすいち)。
通称を、奥多摩湖あるいは奥多摩人造湖ともいいます。
れっきとした東京都内の風景、なんですよ~♪
「とないィ?」
「がるぐるるーる!」(←訳:ここも東京なんだー!)
関東にお住まいでない方々、
また東京生まれの東京っ子さんでも、
東京都の西の端っこ方面へは行ったことがない、
という御方は大勢おられるようです。
交通の便はあまり良くないし、
道路は細くてウネウネしてるし……
裏返せば、つまり車の排気ガスも少なくて、
手つかずの山は緑に覆われ、
夏なんて都心より10℃は気温が低くて、涼しくて……
「ようするにィ、いなかッ、でスねッ!」
「がるぐるるるがるるー?」(←訳:都会じゃないんだー?)
そ、そうね、
渋谷や新宿、銀座あたりとは、
まあちょっと、違う土地柄ではございます。
その奥多摩の、小さな駐在所――青梅警察署水根駐在所に
江波淳史(えなみ・あつし)警部補が赴任してきて
一年が過ぎようとしていました。
江波さん、どうしたわけで警視庁の花形部署から
奥多摩の駐在所に勤務場所が変わったのかといいますと、
いわゆるオトナの事情が絡んでいました。
外聞とか、責任の所在とか、あれや、これや……。
「ううむゥ、それはァ~…」
「がるがるるぐる~…」(←訳:つらいですね~…)
左遷、とズバリ言う人もいるでしょう。
けれど、江波さん自身はそんな風には考えていないようです。
駐在所に異動して一年、
仕事は忙しいのですが、
暇なときには山歩きに努め、
いまは、自然豊かな土地に暮らす喜びが解りました。
今日は休日、
装備を整え、
林道から縦走路へと、
山道を歩いていると……
携帯電話に一報が?
登山客がひとり、帰ってこない――
駐在所の向かいにある旅館の主人さんからの緊急連絡です……!
「わわッ、それはァ、いけませんでスゥ!」
「がるがるぐる!」(←訳:探さなくちゃ!)
登山客の身に、何が起こったのか?
奥多摩を舞台に展開する6編の連作短編は、
エンタなミステリであり、
警察小説でもあり、
山岳アドベンチャー作品でもあります。
東京の西の端っこへの来訪経験がない御方も、
紅葉の奥多摩を旅する気分で、
ゆったり読んでみてくださいな~♪
「あきのォ、おくたまはァ、まッかにィ、そまりまスゥ!」
「がるるるぐるがるるるぐる!」(←訳:機会があったら本物のお山も見てね!)
夏の終わり頃のような暑さが戻ってきたり、また涼しくなったり、
ヘンテコお天気が続いておりますね。
「こんにちわゥ、テディちゃでスゥ!
みなさまッ、たいちょうにィ、きをつけてッ!」
「がるる!ぐるるぐるがるー!」(←訳:虎です!風邪予防してねー!)
もうそろそろ紅葉が本格的に始まってもいい時季だわね~♪と
お山を見上げる10月後半、
そんな日の読書タイムには、さあ、こちらを、どうぞ~!

―― 駐在刑事 ――
著者は笹本稜平さん、単行本は2006年に、
画像の文庫版は2009年9月に発行されました。
テディちゃ、虎くん、
御本の表紙写真を見て、これはどこの風景を撮影したものなのか、
分かりますか?
「えェ~? これはァ~…みずうみィ、でスかァ??」
「ぐるがるがるるる~?」(←訳:山あいの湖かなあ~?)
ここはね、小河内貯水池(おごうちちょすいち)。
通称を、奥多摩湖あるいは奥多摩人造湖ともいいます。
れっきとした東京都内の風景、なんですよ~♪
「とないィ?」
「がるぐるるーる!」(←訳:ここも東京なんだー!)
関東にお住まいでない方々、
また東京生まれの東京っ子さんでも、
東京都の西の端っこ方面へは行ったことがない、
という御方は大勢おられるようです。
交通の便はあまり良くないし、
道路は細くてウネウネしてるし……
裏返せば、つまり車の排気ガスも少なくて、
手つかずの山は緑に覆われ、
夏なんて都心より10℃は気温が低くて、涼しくて……
「ようするにィ、いなかッ、でスねッ!」
「がるぐるるるがるるー?」(←訳:都会じゃないんだー?)
そ、そうね、
渋谷や新宿、銀座あたりとは、
まあちょっと、違う土地柄ではございます。
その奥多摩の、小さな駐在所――青梅警察署水根駐在所に
江波淳史(えなみ・あつし)警部補が赴任してきて
一年が過ぎようとしていました。
江波さん、どうしたわけで警視庁の花形部署から
奥多摩の駐在所に勤務場所が変わったのかといいますと、
いわゆるオトナの事情が絡んでいました。
外聞とか、責任の所在とか、あれや、これや……。
「ううむゥ、それはァ~…」
「がるがるるぐる~…」(←訳:つらいですね~…)
左遷、とズバリ言う人もいるでしょう。
けれど、江波さん自身はそんな風には考えていないようです。
駐在所に異動して一年、
仕事は忙しいのですが、
暇なときには山歩きに努め、
いまは、自然豊かな土地に暮らす喜びが解りました。
今日は休日、
装備を整え、
林道から縦走路へと、
山道を歩いていると……
携帯電話に一報が?
登山客がひとり、帰ってこない――
駐在所の向かいにある旅館の主人さんからの緊急連絡です……!
「わわッ、それはァ、いけませんでスゥ!」
「がるがるぐる!」(←訳:探さなくちゃ!)
登山客の身に、何が起こったのか?
奥多摩を舞台に展開する6編の連作短編は、
エンタなミステリであり、
警察小説でもあり、
山岳アドベンチャー作品でもあります。
東京の西の端っこへの来訪経験がない御方も、
紅葉の奥多摩を旅する気分で、
ゆったり読んでみてくださいな~♪
「あきのォ、おくたまはァ、まッかにィ、そまりまスゥ!」
「がるるるぐるがるるるぐる!」(←訳:機会があったら本物のお山も見てね!)