こんにちは、ネーさです。
10月には不似合いな高い気温の日曜日でしたね。
アイスクリームが美味しいわ~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
うィーくでいィもォ、あいすくりーむッ♪」
「がるる!がるがるぐるるるぐるる!」(←訳:虎です!寒暖の差に油断しないで!)
そうね、朝夕の気温差と、
夕暮れの訪れの早さには驚いてしまいます。
夜が長くなった、ということは……読書タイムも増量中?
いえいえ、の~んびり&のほほん度が増した、と思いましょう。
そんな夜長には、はい、こちらの御本は、いかが~♪
―― 存在しなかった男 ――
著者は大村友貴美さん、2011年9月に発行されました。
表紙に使われた航空機と空港の写真、
そして、御本の題名を目にして……
うん?これは?
と脳ミソに電気信号が走っちゃうのは、
活字マニアさんよりもむしろ映画マニアさん、ですかしら。
「ふむゥ? えいがッ??」
「ぐるるがるるー?」(←訳:何の映画なのー?)
それはもちろん!
アルフレッド・ヒッチコック監督作品!
『知りすぎた男』『北北西に進路を取れ』『めまい』……
ヒッチコックさんは、
高所や閉塞空間に格別の思い入れをもち、
観客の心情を煽っては、
サスペンス感を盛り上げていったようです。
《閉ざされた空間》《他者が手出しできない空間》での
息詰まる争い、駆け引き……!
この御本でも、
謎と恐怖の始まりを告げるのは、
《閉ざされた空間》なのでした。
飛行中の航空機の中から、
人がひとり、いなくなってしまった――
完全に密封され、
逃げ場所も隠れ場所もない航空機から、
人間が消える?
「もふゥ! まさかァ、なのでス!」
「がるぐるるがるるー!」(←訳:有り得ないってばー!)
楽しい新婚旅行が、
帰り着いた羽田空港で悪夢に。
新婚の御婦人・北館奈々(きただて・なな)さんは、
夫の津嶋栄(つしま・さかえ)さんを
航空機内で見失い、
降りた空港でも彼の姿を発見できません。
困りはてて警察署に行っても
役に立つ助言は得られず、
不安は高まるばかり。
彼はどこに?
いったい、彼の身に何が起こったのか?
「さすぺんすゥ、でス!」
「がるぐるがるる!」(←訳:謎のスパイラル!)
ミステリ仕立ての物語でもあるので、
これ以上はヒミツ!
にしておきますけれど、
展開が視覚的、いえ、映像的というべきでしょうか、
映画にしたらこのシーンはきっとこんな雰囲気で……と
想像力が膨らむストーリーです。
著者・大村さんがどこまでヒッチコックさんの作品を意識していたか、
訊いてみたい気がしますね。
また、探偵役の警察官さんが
なかなかに愉快なキャラクターなのも
読み手のココロをくすぐります。
警部さんと部下さんたちは、
ヒッチコック作品の名探偵さんのように、
謎を解き明かせるのか否か――
「がんばッてねッ、けいぶゥおじちゃんッ!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:見抜こうミステリ!)
ヒッチコックさんのファンの方々、
映画好きな御方には特に、おすすめ!ですよ~♪
10月には不似合いな高い気温の日曜日でしたね。
アイスクリームが美味しいわ~♪
「こんにちわッ、テディちゃでス!
うィーくでいィもォ、あいすくりーむッ♪」
「がるる!がるがるぐるるるぐるる!」(←訳:虎です!寒暖の差に油断しないで!)
そうね、朝夕の気温差と、
夕暮れの訪れの早さには驚いてしまいます。
夜が長くなった、ということは……読書タイムも増量中?
いえいえ、の~んびり&のほほん度が増した、と思いましょう。
そんな夜長には、はい、こちらの御本は、いかが~♪
―― 存在しなかった男 ――
著者は大村友貴美さん、2011年9月に発行されました。
表紙に使われた航空機と空港の写真、
そして、御本の題名を目にして……
うん?これは?
と脳ミソに電気信号が走っちゃうのは、
活字マニアさんよりもむしろ映画マニアさん、ですかしら。
「ふむゥ? えいがッ??」
「ぐるるがるるー?」(←訳:何の映画なのー?)
それはもちろん!
アルフレッド・ヒッチコック監督作品!
『知りすぎた男』『北北西に進路を取れ』『めまい』……
ヒッチコックさんは、
高所や閉塞空間に格別の思い入れをもち、
観客の心情を煽っては、
サスペンス感を盛り上げていったようです。
《閉ざされた空間》《他者が手出しできない空間》での
息詰まる争い、駆け引き……!
この御本でも、
謎と恐怖の始まりを告げるのは、
《閉ざされた空間》なのでした。
飛行中の航空機の中から、
人がひとり、いなくなってしまった――
完全に密封され、
逃げ場所も隠れ場所もない航空機から、
人間が消える?
「もふゥ! まさかァ、なのでス!」
「がるぐるるがるるー!」(←訳:有り得ないってばー!)
楽しい新婚旅行が、
帰り着いた羽田空港で悪夢に。
新婚の御婦人・北館奈々(きただて・なな)さんは、
夫の津嶋栄(つしま・さかえ)さんを
航空機内で見失い、
降りた空港でも彼の姿を発見できません。
困りはてて警察署に行っても
役に立つ助言は得られず、
不安は高まるばかり。
彼はどこに?
いったい、彼の身に何が起こったのか?
「さすぺんすゥ、でス!」
「がるぐるがるる!」(←訳:謎のスパイラル!)
ミステリ仕立ての物語でもあるので、
これ以上はヒミツ!
にしておきますけれど、
展開が視覚的、いえ、映像的というべきでしょうか、
映画にしたらこのシーンはきっとこんな雰囲気で……と
想像力が膨らむストーリーです。
著者・大村さんがどこまでヒッチコックさんの作品を意識していたか、
訊いてみたい気がしますね。
また、探偵役の警察官さんが
なかなかに愉快なキャラクターなのも
読み手のココロをくすぐります。
警部さんと部下さんたちは、
ヒッチコック作品の名探偵さんのように、
謎を解き明かせるのか否か――
「がんばッてねッ、けいぶゥおじちゃんッ!」
「がるるるぐるがる!」(←訳:見抜こうミステリ!)
ヒッチコックさんのファンの方々、
映画好きな御方には特に、おすすめ!ですよ~♪