こんにちは、ネーさです。
……ん?
これは、なに?
PCモニターの前に枯れ枝が?
なぜ枯れ枝がこんなところに?……って、きゃーっ!
動いたっ! 枯れ枝が動いたわ!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
あはッ♪
ネーさッ、これはねェ~♪
かまきりィッ!」
「がるる!がるるぐるる~!」(←訳:虎です!蟷螂くんだよ~!)
……ホントに、カマキリくんですね。
えーと、うーんと、お外に引っ越ししていただくことにして(ドタバタドタバタ…)
はい、カマキリ騒動(実話です!)の後は、
あらためまして、読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 正倉院 あぜくら通信 ――
著者は杉本一樹さん、2011年9月に発行されました。
『宝物と向き合う日々』と副題が付されています。
「たからものッ!」
「がるがるぐる?」(←訳:金ピカ財宝?)
たからもの、ではなく、ほうもつ、と読んで下さいな。
金ピカ……に近い宝物も、
膨大な収蔵品の中には存在するでしょうけれど、
勘違いしちゃダメですよ、
正倉院の宝物は、海賊黒ヒゲの隠匿財宝とは別モノです。
著者の杉本さんは、
現役の正倉院事務所長さん!
美術館でいうならば、
館の運営に責任を持ち、学芸員さんたちを束ねる重職に匹敵しますね。
でも、正倉院で働く方々は、学芸員さんではありません。
皆さん、宮内庁の職員さんなんです。
「くないちょうゥ、でスかッ?」
「がるぐるるるがるるー!」(←訳:皇居の職員さんみたいー!)
正倉院の宝物は、皇室にゆかりある御品。
東大寺正倉から、
政府の直轄管理下に移行したのは、明治の初期でした。
以来、宮内庁正倉院事務所に勤務する職員さんたちは、
宝庫・宝物の管理に努めておられます。
この『管理』というのが、
ただごとじゃありません。
聖武天皇遺愛の袈裟(天平時代)に始まり、
平安、鎌倉、室町、江戸、それぞれの時代の宝物……。
教科書でお馴染みの、はるばるシルクロードを越えてきた玻璃の器や、
絵画、彫刻、武具、文具、調度品、文書、薬草、
なかには仕込み杖や、
龍の剥製?なんてものもありますが。
「りゅうッ?」
「ぐるがるー??」(←訳:ドラゴンー?)
「しこみづえッてェ、なんなのォッ??」
これら宝物の管理にあたりつつ、
新たな管理方法を模索し、
修理を行い、
復元をして、
さらに秋には恒例の大行事が職員さんたちを待ち構えています。
奈良国立博物館における、
正倉院展!
「ふァいッ!
ゆうめいなァ、てんらんかいィ、でスねッ♪」
「ぐるがるるがるぐる!」(←訳:混雑するって噂だよ!)
明けても暮れても宝物宝物?な杉本さんたちのお仕事は、
エンタな読み物とは全く無縁のようでいて、
実は華麗なドラマに満ちています。
とりわけ、
夢枕獏さんの《陰陽師》シリーズ、
万城目学さんの『鹿男あをによし』が大好き!という御方には、
正倉院の内側を解説してくれる『あぜくら通信』、
楽しく読めちゃうこと必定ですよ♪
正倉院展にお出掛け予定の御方も、
最良の予習書として、ぜひ一読を!
「ほうもつはァ、たからものッ♪」
「ぐるがるがるるるるがるがる~!」(←訳:いつまでもキラキラしていてほしい~!)
……ん?
これは、なに?
PCモニターの前に枯れ枝が?
なぜ枯れ枝がこんなところに?……って、きゃーっ!
動いたっ! 枯れ枝が動いたわ!
「こんにちわッ、テディちゃでス!
あはッ♪
ネーさッ、これはねェ~♪
かまきりィッ!」
「がるる!がるるぐるる~!」(←訳:虎です!蟷螂くんだよ~!)
……ホントに、カマキリくんですね。
えーと、うーんと、お外に引っ越ししていただくことにして(ドタバタドタバタ…)
はい、カマキリ騒動(実話です!)の後は、
あらためまして、読書タ~イム!
本日は、こちらを、どうぞ~!
―― 正倉院 あぜくら通信 ――
著者は杉本一樹さん、2011年9月に発行されました。
『宝物と向き合う日々』と副題が付されています。
「たからものッ!」
「がるがるぐる?」(←訳:金ピカ財宝?)
たからもの、ではなく、ほうもつ、と読んで下さいな。
金ピカ……に近い宝物も、
膨大な収蔵品の中には存在するでしょうけれど、
勘違いしちゃダメですよ、
正倉院の宝物は、海賊黒ヒゲの隠匿財宝とは別モノです。
著者の杉本さんは、
現役の正倉院事務所長さん!
美術館でいうならば、
館の運営に責任を持ち、学芸員さんたちを束ねる重職に匹敵しますね。
でも、正倉院で働く方々は、学芸員さんではありません。
皆さん、宮内庁の職員さんなんです。
「くないちょうゥ、でスかッ?」
「がるぐるるるがるるー!」(←訳:皇居の職員さんみたいー!)
正倉院の宝物は、皇室にゆかりある御品。
東大寺正倉から、
政府の直轄管理下に移行したのは、明治の初期でした。
以来、宮内庁正倉院事務所に勤務する職員さんたちは、
宝庫・宝物の管理に努めておられます。
この『管理』というのが、
ただごとじゃありません。
聖武天皇遺愛の袈裟(天平時代)に始まり、
平安、鎌倉、室町、江戸、それぞれの時代の宝物……。
教科書でお馴染みの、はるばるシルクロードを越えてきた玻璃の器や、
絵画、彫刻、武具、文具、調度品、文書、薬草、
なかには仕込み杖や、
龍の剥製?なんてものもありますが。
「りゅうッ?」
「ぐるがるー??」(←訳:ドラゴンー?)
「しこみづえッてェ、なんなのォッ??」
これら宝物の管理にあたりつつ、
新たな管理方法を模索し、
修理を行い、
復元をして、
さらに秋には恒例の大行事が職員さんたちを待ち構えています。
奈良国立博物館における、
正倉院展!
「ふァいッ!
ゆうめいなァ、てんらんかいィ、でスねッ♪」
「ぐるがるるがるぐる!」(←訳:混雑するって噂だよ!)
明けても暮れても宝物宝物?な杉本さんたちのお仕事は、
エンタな読み物とは全く無縁のようでいて、
実は華麗なドラマに満ちています。
とりわけ、
夢枕獏さんの《陰陽師》シリーズ、
万城目学さんの『鹿男あをによし』が大好き!という御方には、
正倉院の内側を解説してくれる『あぜくら通信』、
楽しく読めちゃうこと必定ですよ♪
正倉院展にお出掛け予定の御方も、
最良の予習書として、ぜひ一読を!
「ほうもつはァ、たからものッ♪」
「ぐるがるがるるるるがるがる~!」(←訳:いつまでもキラキラしていてほしい~!)